JR北海道、快速「エアポート」を毎時5本に 来春から特別快速も設定
JR北海道は、新千歳空港と札幌などを結ぶ、快速「エアポート」の輸送力を増強する。
車両の新製増備や信号機など地上設備を増強し、来春から現在1時間あたり4本設定している快速「エアポート」を、1時間あたり5本運行する。現在1日116本運行しているが、32本増発し、1日148本体制に拡大する。
空港アクセスと沿線利用を分離するため、朝通勤時間帯と夜間帯に新札幌・南千歳のみ停車する速達タイプの特別快速「エアポート」を設定する。朝通勤時間帯は新千歳空港行きを2本、夜間帯は新千歳空港発札幌行きを2本設定する。現在は、札幌〜新千歳空港駅間で新札幌・恵庭・北広島・千歳・南千歳に停車しており、最速37分で運行しているが、特別快速「エアポート」は33分で結ぶとしている。
また、現在は普通列車のみ運行している早朝時間帯に快速「エアポート」を設定する。時刻は札幌6時前発、新千歳空港6時半頃着としている。具体的なダイヤや詳細は改めて発表する。