落石対策にドローン導入?!操縦人材育て本格運用へ
道路脇などののり面に金網状や綱状、柵状の落石対策製品を設置する作業で、ドローンを活用する。具体的には設計・施工に先立ち落石の危険度などを調べる作業を、ドローンのカメラで肩代わりする。高所や急斜面での作業が減るほか、現場の様子を広範囲で俯瞰(ふかん)できるため効率も上がる。設置工事を終えて道路などの管理者に引き渡した後、保守・点検作業に協力を求められた場合にも、ドローンの活用を提案できるという。
東京製綱の落石対策製品事業は、防護網などの設計から施工までをグループで一手に引き受けることで、現場の実情に即した対策を提案できる点を強みとしている。ドローンの活用で先行する九州地区ではここ5年間、落石対策製品の販売実績が年30―40件で推移している。災害の激甚化などから、落石対策の強化が全国的な課題となる中で、工事や点検作業の効率化をテコに受注を増やしたい意向だ。
