真矢ミキ×真琴つばさ×沙央くらま、“元宝塚スター”が集結!『Diner ダイナー』で21年ぶり男装「やればできる!」
映画『Diner ダイナー』大ヒット記念 応援上映つき舞台挨拶が27日、都内・新宿バルト9にて行われ、真矢ミキ、真琴つばさ、沙央くらまが登壇した。
「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落した女性・オオバカナコが、殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られるところから物語が展開される。天才シェフであり、元殺し屋のボンベロを藤原竜也が演じるほか、ダイナーに集う強烈な“殺し屋”役に窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが扮する。監督を写真家・映画監督の蜷川実花が務める。
“最凶四天王”の一角、“無礼図”(読み:ブレイズ)役に真矢ミキ、腹心の荒裂屈巣(読み:アレックス)役に真琴つばさ、雄澄華瑠(読み:オスカル)役に沙央くらまが扮する。真矢は「宝塚の時は並んだことのない3人です!」と会場を沸かせ、「刺激を受けた作品。(宝塚歌劇団を)辞めて21年になりますが、男装も二度とやらないだろうなと思っていた。人生って何が起こるかわからないなと思いました」とコメント。
21年ぶりの男装姿がファンの間で大反響を呼んでいたが、その心境を聞かれると「やればできる!形状記憶なんだよね(笑)ある程度の格好をすればカシャっと入るんです。髪の毛で見えないところのもみあげのところにタトゥーが入っていたり、蜷川監督のこだわりを感じましたね」と振り返る。
さらに真矢は、蜷川監督から「宝塚の男役の人をいっぱい出したい!」と相談を受けていたようで、「いっぱい出すと異色な感じになっちゃうと思ったので『ピンポイントで出したほうがいいのでは?』と話しました。その時、一番に思い浮かんだのがこの子達(真琴・沙央)なんです」と、劇中で3人が揃った経緯を明かす。
真琴扮する荒裂屈巣(読み:アレックス)は、宝塚歌劇団月組で上演された「LUNA-月の伝言-」で真琴が演じた役名アレックスから来ており、沙央が演じる雄澄華瑠(読み:オスカル)の名も、「ベルサイユのばら-オスカル編-」で新人公演初主演を飾ったオスカル役が由来。宝塚時代の役名に因んだ、宝塚ファンにはたまらない蜷川監督の遊び心溢れるネーミングとなっている。沙央は「監督の愛を感じます」と笑みをこぼした。
イベントの最後には、劇中の印象的なセリフ「イッツショータイム!!」のポーズを生披露。また、大先輩・真矢の「肩に手は触れられない」「ちょっと(手と肩の間に空間を作って)浮かしている」と話す真琴・沙央の2人。フォトセッションでは、肩からちょっと手を浮かせたポーズを見せてくれたりと、ファンにはたまらない時間となった。
映画『Diner ダイナー』は大ヒット公開中
(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会
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