Apple創業者のスティーブ・ウォズニアックが「人々はFacebookから離れるべき」と警告

by The DEMO Conference
Facebookは5000万人分のユーザーデータがコンサルティング企業に不正利用されたり、ユーザー情報がクラウドサーバー上で公開状態になっていたりと、多くのスキャンダルに直面しています。そんな中、Appleの共同創立者であるスティーブ・ウォズニアック氏は、「人々はFacebookから離れるべきだ」とエンターテインメント系のニュースメディアTMZのインタビュー答えました。
Apple Cofounder Steve Wozniak Says Most People Should Get Off Facebook Permanently
https://gizmodo.com/apple-cofounder-steve-wozniak-says-most-people-should-g-1836178238
Appleの躍進を天才的なエンジニアとして後押ししたウォズニアック氏は、2018年にFacebookのスキャンダルが発覚した後、即座にFacebookから離れることを決断。「Facebookはポジティブなこと以上にネガティブなことをもたらしました」と述べ、Facebookアカウントを削除しています。
そんなウォズニアック氏はロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で、TMZによる直撃取材を受けました。TMZはウォズニアック氏に対し、InstagramをはじめとするSNSやAlexaといったデバイスが人々のプライバシーを侵害し、個人的な会話などを収集しているといった問題について尋ねました。

すると、ウォズニアック氏は「私はあらゆることを心配していますが、プライバシーの収集を止める手段がありません。企業はレーザーを使って心拍数を測定できるようになり、多くのデバイスで人々の会話を聞くことができます」とコメント。自分の携帯電話が現在進行形で自分たちの話を聞いているかもしれず、近年はAlexaがユーザーの会話を収集しているというニュースが世間をにぎわせていることにも言及します。

人々がプライベートだと思っている会話や行動についても、実はデバイスやアプリによって会話内容などが収集されている危険性についてウォズニアック氏は心配しているとのこと。そして人々がデータの収集を止めるための手段を持っていないことを指摘しています。

ウォズニアック氏は、FacebookやInstagramなどのSNSユーザーが誰かの投稿に「いいね!」を付ける場合、本来は投稿した本人にだけそのことを知らせたいのだと指摘。しかし、実際には「あるユーザーがこのジャンルの投稿に興味を示した」という事実は広告などに利用されてしまうとのこと。

世の中にはさまざまなタイプの人間が存在し、Facebookを利用することで得られるメリットにはプライバシーを失う価値があると考える人もいるだろうと語るウォズニアック氏。しかし、自分自身を含めたほとんどの人々にとっては、「Facebookから離れることがオススメ」だとウォズニアック氏は述べました。
