『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』完成披露上映会が25日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、乃木坂46の秋元真夏、梅澤美波、齋藤飛鳥、高山一実、与田祐希、監督の岩下力が登壇した。

2011年の結成から、着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長した乃木坂46。そんな彼女たちにとっての、前作『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』(2015年公開)から4年ぶりとなるドキュメンタリー映画第2弾。

今作で観られる“乃木坂46”というグループについて、齋藤は「(前回は)育った環境とか、個人個人にフォーカスを当てた印象。今回は個人のことはもちろん、グループの良さ、みんなでいることの良さがすごく前面に出ているような気がしました。同じグループのドキュメンタリーでも全く違うものになるんだなぁと、不思議な感覚でした」とコメントした。

「『悲しみの忘れ方』が公開された時は普通の中学生だった」という与田は、「まさかこうして…それこそ、“いつのまにか、ここに”いて。乃木坂46のことがいつのまにか好きになって。第二弾の映画に携わらせていただいて、本当に幸せだなぁと改めて感じています」と感慨深く語った。

映画を鑑賞した感想を聞かれると、秋元は「生田絵梨花ちゃんとのシーン。私からいくちゃんへの想い、いくちゃんから私への想い、普段聞くことができなかった部分を語っているんです。普段から仲がいいこともあって、そこを聞けたのがすごく嬉しくて。(試写が)終わった後に、『いくちゃ〜ん!!』って叫んでメールをしたくらい恋しくなっちゃって(笑)ぜひ注目して観ていただけたら」と印象的なシーンを告白。

梅澤は「落ち込んだ時や『どうしたらいいんだろう』と思った時、第一弾の映画を見返すことが多くて。先輩方が悩んで作ってきた乃木坂46が描かれていて、それを自分の糧にすることがあります。この映画も自分の力になるような、行き止まった時に何か答えをもらえるんじゃないかと思えるような映像作品だなと思います」と語った。

与田は「本当に大切なシーンが詰まった作品。最後まで観てくださるとわかると思うのですが、ペットがちょっと出てきます。ごんぞう(ヤギ)とたろう(犬)が。それが嬉しくて、家族で喜んでいました(笑)」と笑みをこぼした。

高山は「全編を通して3度くらい涙が出たんですが…そこのシーンを細かく言いたいんですが…最後のエンドロール、あす(齋藤)が本読んでるところ。あそこめっちゃ可愛かった!!」と興奮しきり。「『これは謙遜したくない、良いグループだ!』と言いたいくらい、愛に溢れた映画。エンドロールで『わあ!可愛い!!』って最後驚いて(笑)尊敬します、みなさんにも観てもらいたい!」とアピールしていた。

齋藤は「一番の大注目点、レコ大や紅白の裏側も撮っていただいているんです。レコ大2年連続で受賞して本当に嬉しくて。キラキラして良いグループだなって思うシーンに、我らがマネージャーのキクチさんががっつり出てきて一ボケかます。そのシーンが大好きで(笑)きっと笑いに包まれる、日本中が笑いに包まれると思います!」とにっこり。

イベントでは、本邦初公開となる予告編が上映された。今年2月に京セラドーム大阪で開催されたが西野七瀬の卒業コンサート(『乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE』最終日)で、2人のユニット曲「心のモノローグ」を披露するステージ裏でのワンシーンが垣間見れる。結成から7年間グループを牽引してきた2人が、「本当に最後だね。」と言葉を交わし、涙ぐむ姿が捉えられている。

与田は「この数秒だけでも涙が出そうになりました。七瀬さんの卒業は私にとっても大きなことで…スクリーンの中でも泣いていましたが、実際に(映画を)観ている時も涙が止まらなくて…それくらい大きな存在です」と胸の内を明かした。

最後に齋藤は「予告編にもあったように、なな(西野七瀬)、卒業した西野もちゃんと出てくるので、西野ファンの皆様にも観ていただきたい。今は変化がすごく大きい。みんな頑張って前に進もうとばかりしていたなと。卒業していったメンバー、過去のことも岩下監督に包んでいただいているので、過去を振り返っても良いんだなって優しい気持ちになれた。皆さんも(観終わった後)ほっこりした気持ちで帰っていただけたら」と語った。

映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』は7月5日(金)よりロードショー

(C)2019「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

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