映画『きみと、波にのれたら』初日舞台挨拶が21日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登壇した。

仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた鬼才・湯浅政明。

本作は、海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリー。消防士の青年・港と、大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子がある火事騒動をきっかけに出会い恋に落ちるところから物語が展開される。雛罌粟港役にGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、向水ひな子役を川栄李奈が演じるほか、松本穂香、伊藤健太郎が共演する。

公開初日を迎え、片寄は「大好きな映画になりました!初日を迎えるのをワクワクしていたので、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです!」とハニカミ。川栄も「この夏ぴったりの映画になっていて、皆さんに観ていただけることがとっても嬉しいです!」と喜びをあらわに。

中国で開催される上海国際映画祭金爵賞アニメーション長編部門にノミネートされている本作。片寄は、本映画祭で海外映画祭デビューを飾ることに「自分が初めて声優を務めさせていただいた作品を届けられるのは嬉しいですね!ドキドキしますが、港のぶんも皆さんのぶんも胸を張って(レッドカーペットを)歩きたいと思います」とコメント。『きみと、波にのれたら』公式上映会、および金爵賞の発表は6月23日(日)に予定されている。

「感動して泣きっぱなしだった」「ひな子と一緒に号泣した」「切なくも希望が満ちた物語に自然と涙がこぼれた」と感動の声が続々と集まっている本作。劇中で印象に残っているシーンを聞かれた伊藤は、片寄演じる港が「波にのるんだ!」と揚々としているシーンをあげる。シャカポーズをキメながら港のマネをする伊藤の姿に、会場は笑いに包まれていた。

イベントでは「この夏、挑戦してみたいことは?」というお題に、キャスト陣がフリップに絵を描いて答える一幕が。中でも片寄は、「週刊 松本穂香」とイラストを披露し、「松本さんを知ったのがInstagramだったんです!この企画を見て『面白いことやってるな』と思って。すごいシュールなことをやられていて、毎週テーマが違うんですよね。この間はルービックキューブと会話をしたりとか(笑)見てるとクセになるんです!出たい!」と告白。松本は「じゃあこの後一緒にやってください!」と応え、「やった!フォロワーが!」とこぼし笑いをさらっていた。

映画『きみと、波にのれたら』は全国公開中

(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

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