ムッソリーニが現代のイタリアで再び権力を握ったら?『帰ってきたムッソリーニ』予告編
9月20日(金)公開の映画『帰ってきたムッソリーニ』より、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
イタリアの独裁者ムッソリーニが、軍服姿で現代ローマに突然現れた!彼が生きた時代から街は大きく変わり、褐色の肌の人が市内を闊歩し、同性カップルもいる。道行く若者にスマホでの撮影をせがまれるなど、ムッソリーニが見たこともない世界がそこにあった。しかし、人々の不満や政治への嘆きは今も昔も同じ。変わらぬカリスマ性を誇るムッソリーニの登場に、イタリアはまたしても翻弄されてゆく。
原作はドイツで200万部以上を売り上げたベストセラー小説「帰ってきたヒトラー」(ティムール・ヴェルメシュ著)。同名タイトル映画の大ヒットも記憶に新しいが、原作小説からミニエーロ監督が着想を得て、舞台をドイツから今のイタリアに置きかえ映画化が実現した。
予告編では、現代ローマによみがえったムッソリーニ(マッシモ・ポポリツィオ)と売れない映像作家カナレッティ(フランク・マターノ)がイタリア全土を巡り、次第に絶大な人気を博していく様子がメインに描かれる。明るい空の下、市民へのインタビューを敢行、次第に影響力を増していくにしたがって、カナレッティも本気にしていなかった「イタリア全土を回り、再び支配したい」などの言葉が現実味を帯びていく。
同時に解禁となったポスタービジュアルには、「ヤツが現代にやってきた!」というコピーと共に、威厳ある仁王立ちをしたムッソリーニの後ろ姿があしらわれている。
映画『帰ってきたムッソリーニ』は9月20日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他にてロードショー
(C)2017 INDIANA PRODUCTION S.P.A., 3 MARYS ENTERTAINMENT S.R.L.
映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド