映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』完成披露イベントが12日、都内・新宿バルト9にて行われ、堀未央奈(乃木坂46)、清水尋也、板垣瑞生(M!LK)、間宮祥太朗、桜田ひより、上村海成、吉岡里帆、監督の山戸結希が登壇した。

相原実貴の原作「ホットギミック」を映画化した本作。3人の男性との恋に揺れ動く主人公・成田初役に堀未央奈(乃木坂46)。主人公と同じマンションに住む幼馴染・橘亮輝役に清水尋也、もう一人の幼馴染・小田切梓役に板垣瑞生(M!LK)、堀扮する初の兄・成田凌役に間宮祥太朗が扮するほか、桜田ひより、上村海成、吉岡里帆らが共演する。監督・脚本を『溺れるナイフ』などで知られる山戸結希が務める。

今作で映画初主演を務める堀。イベントでは、アイドルから女優へと新たな表情を魅せる堀が巨大なタマゴから登場する演出が。笑みをこぼしながら登場した堀や、「感動しました!」「涙をこらえるのに必死でした…」と無邪気な男性陣の掛け合いに会場は黄色い歓声に包まれた。

第22回上海国際映画祭アジア新人部門・優秀女優賞にノミネートしたことに、堀は「本当にびっくりして実感が初めはわかなかった。スタッフ・キャストの皆さんが本当に喜んでくれて、『ホットギミック ガールミーツボーイ』を背負って上海に行って世界中の方に映画の良さを知ってもらえるように頑張りたい」と真摯に語った。

そんな堀との共演に、清水は「女優としてもっともっと大きくなる、その最初の作品にご一緒できて光栄です」とコメント。板垣も「現場での堀さんは本当にすごかった。またどこかの作品で共演できたら嬉しいです」と明かした。また、作品に込めた想いを聞かれた山戸監督が感極まり涙を流すと、間宮がそっと寄り添い紳士な一面をのぞかせる。山戸監督は「『堀未央奈さん以外ありえなかった』という形で輝いてくれて、本当に素晴らしかったです」と堀を絶賛した。

イベントでは、不器用な恋・溶けるような恋・秘められた恋と、3つの初恋それぞれの個性が垣間見える本作にちなんだお題が。山戸監督は「秘密にしている出来事、ホットギミック2を撮りたい!!永遠に撮っていたいくらい大好き」と明かし、会場は拍手に包まれた。

堀は「まだ誰にも言っていない秘密がありまして…側転の練習をしています!」と告白。「アクション女優になるのが夢。『バイオ・ハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチさんが憧れ。何かできることあるかな〜と思って、先日、側転から始めました」と明かす。だが、画伯として知られる堀の“側転の絵”に注目が集まると、会場は爆笑の渦に包まれていた。

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国公開

(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド