5月21日に環境省は、熱中症対策で男性にも日傘の活用を呼びかける初のキャンペーンを実施すると発表しました。女性は日焼けや肌のダメージが気になりますので、差すことがありますが、男性が日傘を差している姿は、あまり見たことがありません。5月24日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トーマスの箱」コーナーでは、福田こうへい「おとこ傘」をBGMにこの話題を取り上げます。

紫外線対策だけではない!日傘の効能

紫外線によるダメージも大変なものですが、熱中症対策としても日傘は有効だそうで、帽子をかぶる場合と比べて、日射を99%以上カットする日傘を使った場合は、汗の量が約17%も減る効果があるそうです。

さらに、街中で上着を脱いで日傘を差すと、暑さによるストレスは20%減らせるという研究結果もあるそうです。

パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーも、日傘の効果は実感しているようです。

小高アナ「これだけ夏が暑かったりすると、日傘を差すと一気に暑さが軽減されるなって肌で感じます」

つボイ「私も実は日傘を差したい人なんです。だけど、男の人差してへんやん。なんかアカンかなと。ジェンダーフリーと呼ばれてる時代ですから、"日傘は女のもの"、"男は日傘を差さないもの"というのは、それこそアカンことやと思います」

今年の父の日は、日傘をプレゼントするという光景が見られるかもしれません。
 

傘を持たない若い人が増えている?

日傘の利用が今後広がっていくかもしれないという話の流れの中、小高アナは、自分の周りだけかもしれないと前置きしつつ、1つ気になることがあると言います。

小高アナ「最近の若い子って、日傘どころか、傘を差さない。傘を持たがらない。若い子たちってスマホいつも手に持ってるでしょ?だからあんまり他のものを持ちたくないのかなと」

手帳やゲーム機、果ては財布まで、なんでもスマホ1台に集約できるようになってきて、できるだけ荷物は減らしたい、あるいはスマホの操作の邪魔になるので、傘は差したくないということはあるのでしょうか。

これに対して、つボイは別の角度から傘を持たない理由を考察しました。

つボイ「手にスマホを持つからと、いうのも説かもわかりませんが、イギリスの人はなぜ傘を差さないのかというのをどっかの本で読んだことがあります。
イギリス人は傘をよう畳まん。めんどくさい。傘をたたむ商売というのがあるんです」

小高アナ「その気持ちよくわかる!(笑)一生懸命きれいに巻いたら逆やったとか、マジックテープが裏やったとか」

つボイ「今は傘をよう畳まん子が多いのかもしれへん。傘を畳む商売は近所にないし」

スマホ説と畳みにくい説、どちらもありそうですが、この記事を読んだ若い方は、ぜひ番組宛てにおたよりをいただきたいです。

最後につボイは「"あまがさ(雨傘)…き"(兵庫県尼崎)の人も日傘を差しますか?という話はあまり面白くないですね」と畳みかけましたが、尼崎で育った小高アナは「私、日傘差しますけどね」と、あっさりと返していました。
(岡本)
 

つボイノリオの聞けば聞くほど
2019年05月24日10時13分〜抜粋(Radikoタイムフリー)