小嶋社長、証言拒否を連発
耐震強度偽装事件で、衆院国土交通委員会(林幹雄委員長)は17日午後、マンション開発会社「ヒューザー」(東京都千代田区)の小嶋進社長(52)に対する証人喚問を行った。同証人は「訴追のおそれがあるため」との理由で再三にわたって証言を拒み続けたため、委員会は午後3時、証人喚問を一時中断、各会派委員が林委員長と協議する一幕もあった。
小嶋証人の「宣誓書」朗読・署名に続いて林委員長の総括質問で始まった証人喚問で、衛藤征士郎、早川忠考両委員(ともに自民)の伊藤公介元国土庁長官との関係、同証人の偽装に関する認識についての質問のほとんどに、同証人は答弁を拒否した。
さらに、佐藤茂樹委員(公明)の10月25日に行われたとされる確認検査機関「イーホームズ」や姉歯(あねは)秀次元建築士らとの会合についての質問には、8回以上連続して証言を拒否するなど、何一つ明確な答えは出さなかった。
証人喚問はこの後午後4時すぎまで、長妻昭、馬淵澄夫(ともに民主)、穀田恵二(共産)、保坂展人(社民)、糸川正晃(国民)各委員の質問が続いた。【了】
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小嶋社長、証人喚問始まる
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証人喚問はこの後午後4時すぎまで、長妻昭、馬淵澄夫(ともに民主)、穀田恵二(共産)、保坂展人(社民)、糸川正晃(国民)各委員の質問が続いた。【了】
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