ニッケル水素充電池を20本まで充電、劣化電池も選別するデキすぎる充電器「EasyCharger」

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ニッケル水素充電池は、使える電子機器が多く、たくさんの人に利用されている充電池だ。
・繰り返し使えて経済的
・継ぎ足し充電が可能
・ハイパワー
こうした理由から販売も拡大傾向にある。

またニッケル水素充電池は家庭での利用だけでなく、現場などの業務での利用も多い。
特に通常の乾電池が使えなくなるマイナス20度の低温でも使用できることから、最近では工事現場だけでなく、スキー場・雪山などで連絡に使われるトランシーバーでの利用も増えているという。

優秀で便利なニッケル水素充電池だが、唯一の弱点といえるのが充電の手間と劣化の確認だ。
ニッケル水素電池(単3形)を仕事場で導入している現場では、アルカリ電池も併用していることが多いという。
・ニッケル水素充電池の充電が追いつかない
・ニッケル水素充電池の劣化で、満充電しても利用時間が短い
こうした理由から、利用中にバッテリー切れが起きるケースが多いからだ。

そこでアスクルは、充電器の改善に着目し、電池技術のリーディングカンパニーであるFDKと共同で「EasyCharger(イージー チャージャー)」を開発した。

「EasyCharger」は、20本までのニッケル水素充電池を放り込むだけで充電でき、劣化したニッケル水素充電池が投入された場合は自動排出される。
このため、劣化したニッケル水素充電池を排除し、常に十分なパワーを発揮する電池だけを利用することができるのだ。


■20本まで放り込むだけで充電できる「EasyCharger」

「EasyCharger」は一度に20本までのニッケル水素充電池(単3形)を投入することができる。


「EasyCharger」はFDKとアスクルが共同で開発したニッケル水素充電池(単3形)専用の自動充電器で、一度に20本までのニッケル水素充電池(単3形)が充電できる。

最大の特徴が、電池の極性(+極、−極)を気にせずに放り込むだけでOKという手軽さだ。
「EasyCharger」に入れられたニッケル水素充電池(単3形)は、自動的に整列されて、5本ずつ充電が開始されるのだ。


ニッケル水素充電池(単3形)は自動的に整列して、5本ずつ充電が開始される。


満充電までの時間は、
・5本で最長90分
・20本で最長6時間
5本以上のニッケル水素充電池(単3形)を充電する場合でも、「EasyCharger」にさえ入れておけば、翌朝には満充電となり、すぐに利用できるというわけだ。


アルカリ乾電池や、劣化したニッケル水素電池(単3形)が投入された場合、裏側の排出口へ自動的に排出する。


「EasyCharger」で、気になるのが安全面だが、そこも考慮されている。
・劣化したニッケル水素電池(単3形)
・アルカリ乾電池
これら入れられた場合は、
「EasyCharger」が確認し、充電せずに裏側の排出口に排出される。



EasyCharger
価格は2万2,800円(税別)


ITライフハック 関口哲司