サブ組練習では明るさ全開!! 苦戦の日本を救っていた乾の“助言”
1点ビハインドで迎えたトルクメニスタン戦のハーフタイム、ベンチで戦況を見つめていた乾は出場メンバーに言葉を掛けたという。MF原口元気、MF堂安律、DF酒井宏樹らの話を総合すると、伝えたのは「幅を取ったほうが良い」という指示。その後、サイドを使えるようになったチームは3点を奪い、辛くも勝ち点3をもぎ取った。
これは単なるアドバイスではなく、自身がプレーする場合のビジョンでもあった。「とにかく幅を取ること」という狙いは今季から所属するベティスで慣れたもの。「相手を広げれば空いてくるところがあるし、広げないとキツいところに行きすぎる」とすんなり語った乾には、目の前のピッチで淀みなくプレーする自信もみなぎっている。
前日の先発メンバーを除いた12人が参加した10日のトレーニングでは、「ワイワイやるのが好き」という言葉どおりに率先して盛り上げ役を担い、ピッチ外での存在感を見せつけた。ならば、次は……。「内容が良くなかったけど、勝てたことで雰囲気が良くなる」。そんな明るい集団の先頭に立つ男は、今度はフィールドでの貢献を果たすつもりだ。
(取材・文 竹内達也)

