声優・金田朋子のサポートで３ｒｄステージ進出を目指すアスリート俳優・森渉「ＳＡＳＵＫＥとマラソンの練習を交互にやって、体がわけわかんなくなってます」

2018年12月30日 18時0分

過去６度ＳＡＳＵＫＥに挑戦して、１ｓｔステージクリアは一度という自身の戦績を「『アスリート俳優』を名乗っている立場としては、全然物足りない」と辛口評価。芸能人としては１３年ぶりの２ｎｄステージクリアを目指す
『ＳＡＳＵＫＥ』をはじめ『究極の男は誰だ！？　最強スポーツ男子頂上決戦』など、スポーツバラエティ番組で活躍しているアスリート俳優の森渉。２０１３年に声優の金田朋子と結婚し、ふたりそろってバラエティ番組に出演する仲良し夫婦タレントとしても人気だ。

『ＳＡＳＵＫＥ』は２００５年の第１６回大会に初出場し、２０１７年の第３３回大会で初めて１ｓｔステージをクリア。しかし前回大会では、１ｓｔステージの最終エリア「そり立つ壁」で惜しくもタイムアップとなってしまい、悔しい思いを募らせた。２０１８年大晦日に放送される第３６回大会は、７度目の挑戦となる。

１００人中のゼッケン番号はＮｏ．７６。当日、よもやの雨で収録が中断し、緊張感が高まるなか、出番を待っていた森夫妻を直撃！　今大会にかける思いを聞いてきた。

――今大会は７度目の挑戦。ずばり目標は？

森　芸能人として１３年ぶりの３ｒｄステージ進出です。

――ここ十数年、芸能界からは出ていなかった２ｒｄステージクリア。穏やかな雰囲気というか、自信があるように見えるのですが？

森　コンディションはいつも通りですし、自信の量でいったら前回と変わらないです。ただ、ＳＡＳＵＫＥに向かう僕自身の気持ちがいつもと違いますね。前回出場したときの映像を見て、朋ちゃん（金田朋子）がすごい心配そうな顔をしてるなぁと反省して......。

――奥様、金田朋子さんのアツ過ぎる応援は番組でも恒例になってます。

森　そうですね。でも前回の心配そうな顔を見たら、もうこんな顔は絶対にさせたくないなと思ったんです。元々、僕が好きで始めたＳＡＳＵＫＥなのに、そのせいでストレスを溜めさていたんだなと。だから、僕自身がもっと楽しまないとダメだって気づいて。せっかく好きなことをやっているんだから、楽しんでいるところを見せないといけない。どういう状況になろうとも割り切って、全身全霊でＳＡＳＵＫＥを楽しもうと思っています！

――気持ちの面では、かなりいいコンディションですね。では今回のために、どんなトレーニングを積んできたんですか？

森　前回の課題は自分でもわかっているので、時間がなくても一発で「そり立つ壁」を上れるように脚力の強化を。ただ、１ｓｔステージを通過するのが目標じゃないので、２ｎｄステージをクリアして３ｒｄステージに進むことを想定した練習をしてきました。２ｎｄの難関といわれる「サーモンラダー」をより早く上って下りられるような練習ですね。日置将士さんなど、自宅セットのあるお宅にも伺って。

――森さんは『ＳＡＳＵＫＥ』以外のスポーツバラエティ番組やイベントなどでも活躍。普段から運動はしていると思いますが、ＳＡＳＵＫＥだけのトレーニング期間とかあるんですか？

森　それがすごく難しいんです！　ここ数ヵ月はマラソンの仕事と重なっていたので、ＳＡＳＵＫＥとは体の使い方が真逆なんですよ。

――長時間継続する有酸素運動と、短時間で運動量を使う無酸素運動。この両立は大変そうですね！

森　ＳＡＳＵＫＥの練習をした次の週にマラソンの仕事があって、その次の週にはＳＡＳＵＫＥの練習をしての繰り返し。体がわけわかんなくなるんですけど、それが僕の仕事なので。全部が少しずつ上がるように、うまくリズムをとりながらやっていますね。でも、大変だったのは僕ひとりじゃなくて。朋ちゃんも仕事や育児で忙しいのに、今回はすごく協力してくれたんです。