『君が君で君だ』満島真之介が高杉真宙を“天使”と可愛がる、好きな子の“笛舐め”トークで会場爆笑
映画『君が君で君だ』完成披露舞台挨拶が26日、都内・新宿バルト9にて行われ、キャストの池松壮亮、満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、向井理、YOU、監督の松居大悟が登壇した。
本作は、好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。日本の伝説のロックシンガー“尾崎豊”に池松壮亮、世界中の誰もが知るハリウッドの名俳優“ブラッド・ピット”に満島真之介、日本の歴史を大きく変えた人物“坂本龍馬”に大倉孝二がなりきる。共演にキム・コッピ、高杉真宙、向井理、YOU、中村映⾥⼦、⼭⽥真歩、光⽯研、監督・脚本を『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などで知られる松居大悟が務める。
第21回上海国際映画祭のGALA部門にて上映された本作。現地での舞台挨拶に登壇した池松は、「偉い人?に帰り際『こんな映画上映するな!』と文句を言われ…日本でも打ち切りにならないか心配です」と暴露。松居監督は「『変態が過ぎる!』と言われましたね(笑)」と苦笑いを浮かべた。
撮影の雰囲気を聞かれると、満島は「混雑してましたね。暑かった!ちょうど1年前です。本当に人が住んでいるアパートをお借りして撮影をしていたんですが、下に老夫婦が住んでいて、おじいちゃんの散歩の回数が増えだしたんです(笑)元気になられたのかもしれないです!」と話す。
続けて、「隣にはずっとチューハイ飲んでいる方が住んでいて、たまに撮影見に来てましたよね。『映画撮る場所か?』ってずっと思ってました(笑)」と現場での雰囲気を明かした。
さらに、池松の初共演に「小さい頃から役者やっている池松くんと、サトウキビばっかりかじっていた僕が、まさか映画を一緒に作るとは思ってもいなかった。オリジナルの作品って今本当に少なくて、原作ものの良さもあるんですが、オリジナルに映画の希望を感じていたので、一緒に映画を作ることができてよかったです」と明かした。
これまでの役柄とは一味違う“ダメ彼氏”を好演する高杉。松居監督からの演出について聞かれると、「まずパチンコに行ってくれと言われました。ダメ彼氏なので(笑)何回か行って、勝ったりすると『こうやってハマっていくんだろうな』と。もう怖いので行ってないです」とコメント。
そんな高杉に対し、満島は「いやぁ“天使”だな〜!さっき横で並んでいたんですが、完全に“南国のコーディネーター”と“天使”だった。高杉くん好きにはたまらないんじゃないですか?M心ある人はきっと今回の新しい高杉くんの姿にきゅんと来ちゃうんじゃないですか!?」とハニカミ。大倉が「“南国のコーディネーター”ってどんなコーディネーターなんだよ(笑)」とツッコミ、仲睦まじい様子をのぞかせた。
トークは、本作で描かれる恋模様にちなみ、「今思うと変だが、小さい頃好きだった子にしてしまった変な行動」というテーマで進行。YOUから「割と可愛いルックスの監督なんですが、頭の中が気持ち悪い」とツッコミを受けるほどの松居監督ならではの恋愛トークからはじまり、満島が「高杉くんはやったことある?“笛舐め”とか」と高杉に振ると、「想像つかない(笑)気を引きたいがために、ちょっかい出したりとかはありますけど」と苦笑い。
YOUが「満島くんは何本(リコーダーを)舐めたの?」と聞くと、満島は「2本です(笑)」と赤裸々に告白。続けて、「その子がリコーダーを変えたんです!」と言うと、大倉は「気づかれたんだ!」とツッコミ。会場が笑いの渦に包まれると、満島は「最初は黒と白の色が付いているリコーダーだったんですが、高学年あたりから真っ白のリコーダーに変わったんです。それはいっとかないと。一途なんです(笑)」とエピソードを披露した。
向井は「僕は舐めない派です。“舐めない派”ってのも可笑しいけど(笑)」とハニカミ。大倉も「俺も舐めてないけど、だんだん『舐めたかも?』と思えてくる自分がいる(笑)」と続ける。池松も舐めたことがないようで「次いきましょう(笑)」照れ笑いを浮かべていた。
映画『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国公開
(C)2018「君が君で君だ」製作委員会
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