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全国の刑務所で受刑者たちがつくった製品があつまる展示即売会「全国矯正展」が6月1日、東京都千代田区の科学技術館ではじまった。オープニングセレモニーでは、俳優の杉良太郎さんや、歌手の高橋みなみさんらが登壇。法務省矯正支援官をつとめる高橋さんは「矯正展を通じて、再犯防止と刑務所の意義を感じてもらいたい」と話した。

今年で60回を迎える全国矯正展は、受刑者がつくった家具や衣類、食品など、さまざまな製品を展示・販売するイベントだ。法務省などが主催している。製品は、刑務所のある地域ごとに特色があり、一つ一つ丁寧に仕上げられている。

価格も一般に売られているものよりもかなり安く、とくに「マル獄」のロゴが入った函館少年刑務所のオリジナルブランドが知られている。製品即売のほか、パン・野菜販売や「行刑の歴史」の展示など、さまざまなコーナーが設けられており、大勢の来場者でにぎわっている。6月2日まで開催。

(弁護士ドットコムニュース)