6日、マリンメッセ福岡で開催された「RIZIN.10」には、プロデビューから格闘技29戦29勝を誇る"神童"那須川天心が出場。キックボクシングルール(58kg)で中村優作と対戦し、2ラウンドに3度のダウンを奪うTKOで快勝した。

そんな那須川は、同日放送フジテレビ「ジャンクSPORTS」の「怪物10代アスリートSP」(収録)にもゲスト出演。天才ならではの発言を連発し、番組を盛り上げた。

まず、那須川はファイトマネーの使い道を訊かれるや、「車を2台」とキッパリ。うち1台は、父・弘幸氏が那須川のファイトマネーでプレゼントしてくれた「ポルシェ356スピードスター」と話すも、「まだ1回も乗ったことない」と苦笑い。「空調もなくて昔の車なので今乗るとすごい寒い」などと番組MC・浜田雅功らを笑わせた。

そんな那須川は、アマチュア時代から130戦以上、これまで一度もダウンをしたことがないという。「効いたパンチもない」と言い切る那須川に、浜田が「あんだけ強かったらすぐ終わるで、試合」と話を振ると、「1ラウンドで終わることが多いんですけど、フジテレビで試合やる時とか、KOが多くていつも(番組の尺として)『早すぎだろ』と言われている」と明かした。

また、その一方で試合が判定まで及ぶと「よくやった」と言われるという那須川。「神童」と呼ばれていることについては、「ついこの間まで意味も分からなかった」と前置きすると「調べたらメッシ選手とか言われたんで、じゃあいいことなのかなって」とあっけらかんと話した。