栃木県那須町で登山の訓練中の高校生らが雪崩に巻き込まれて8人が死亡した事故から1年が経った。訓練の責任者として生徒を引率していた教員らが事故後、初めて取材に応じ、「雪の状態や傾斜などから大丈夫だと判断した。本当に申し訳ない」と謝罪した。NHKニュースが報じた。

 先頭の班を引率した教員は「少しずつ進みながら3回は止めたが、最終的には私が雪の状態や傾斜などから大丈夫だと判断した。雪崩は絶対に起こらないと思った」と説明。天候の判断で訓練を中止するのがいちばんだったと思う。本当に申し訳ない」と述べた。

 訓練を主催した栃木県高校体育連盟の登山専門部の元委員長で、当時、ふもとの本部にいた教員は「危機管理が甘かった。那須は長年訓練を続けてきた慣れ親しんだ場所であることが判断の甘さにつながり、マンネリ化していた。申し訳ないばかりだ」と謝罪した。

高校生ら8人死亡の雪崩事故 引率教員が初証言(NHKニュース)