【ファンキー通信】長居OK!の便器、遂に日本上陸

写真拡大

 家で一番落ち着ける場所は、どこですか? 結構、多いのがトイレという答え。狭い空間なのに、なんだかホッと一息つけますよね。中には新聞や本を読んだり、考え事をしたり、独自のトイレタイムを満喫している人も多いはず。

 そのトイレが、さらに居心地良く、しかもとってもおしゃれになったら素敵じゃないですか? あるんですよ、そんな風にトイレをグレードアップしてくれる「便器」が・・・。

 昔からトイレといえば、暗い、汚い、臭いなどといった悪いイメージがほとんど。しかし最近では、ウォシュレットを完備したものやバリアフリー設計のものなど、快適性、機能性などを追及した、キレイで清潔感のある空間へと変わってきている。このように機能を強化してきた日本に対して、欧米ではデザイン性を重視したトイレが主流。中でも今アメリカで人気なのが、通常の便器に比べタンクの位置を低くした「ミドル丈便器」だ。これは、アメリカのレストランやホテルで多く採用されているものだという。この便器が今回、日本で始めて発売されることになった。

 この「ミドルシルエット便器」の販売を開始するのは、キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りに関する商品を扱うTOTO。この便器は、欧米のデザイン性と日本の機能性を併せ持った、まさにいいとこ取りの商品。しかも、日本風にアレンジした「木製便座」をお好みで付けることもでき、和テイストのインテリアにもぴったり。

 でも、ミドル丈だとどんなところがいいの?

 「一番の魅力は、パウダールームなどの空間にさりげなく溶け込む、そのデザイン性です。また、丈が低いため圧迫感もなく、狭い空間でも広く感じることが出来ます」(TOTO広報担当者)。

 さらに、木製便座にすることで、見た目にも温かみのある雰囲気になるという。

 そんなに快適で、おしゃれなトイレだったら、今以上に長居してしまう人がさらに増えるに違いない。この便器で、あなたの家のトイレをさらに居心地の良い、自分だけの「極上空間」にしてみませんか?(文/verb)