【ファンキー通信】アフター5に、都会のジャングルクルーズはいかが?

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 今日の仕事が終わった後のご予定は? 飲み会、合コン、それともまっすぐ帰宅ですか。 ありきたりなアフターファイブの過ごし方に飽きた方、ちょっと川遊びでもしてみませんか?

 手漕ぎボートでビルとビルの間を流れる川をクルージングする、そんなイベントが月に2回催されているのです。

 普段は入ることができない、ましてや入ろうなんて思いもしない都会の川をボートで散策できるなんて、なかなかできない経験。ということで、参加してみました。

 都会の川? 臭かったりするんじゃないの? そんな心配もありつつ、集合場所の八丁堀へ。すでに参加者が何人か集まっていました。今日は亀島川を上り、新橋水門をくぐって新橋川に、そして首都高の真下を通って隅田川という、なんとも都会的なルート。

 ボートの漕ぎ方の説明を受け、いざ出航! 12人乗りの小さなボートで亀島川を漕ぎ出します。

 心配していたような臭いはまったく感じませんでした。意外と都会の川ってきれいなのかもしれませんね。9月のさわやかな秋風を感じながら、さわやかクルージング・・・のはずだったのですが、ボートを漕ぐのって思った以上にしんどい。最初は景色を見てる余裕はありませんでした。

 日本橋川に入ると、流れが変わり、漕がなくてもゆっくり進むようになりました。船頭さんの「あそこの飲み屋の焼き鳥がうまいんですよ、あのビルは○○という会社のビルで・・・」というような、フランクなガイドも楽しめます。ビルの合間を縫う川から見る東京、まさに東京アナザーサイドといったところでしょう。

 ライトアップされた橋や佃島の高層マンションを眺めながら、とうとう隅田川へ。川の流れに揺られながら見る普段とは違った夜景に目を奪われます。「夏の花火で有名な隅田川、そこに自分がボートを漕いでいる」という、なんとも言えない感動を味わうことができます。

 そして、隅田川からスタート地点の亀島川に戻ります。「いち、に、いち、に」みんなで力を合わせながら、流れに逆らい、川を上っていきます。ゴールした後には達成感と心地よい疲れを感じ、日ごろのストレスも一気に解消。

 都会の夜景を水辺から眺める、そんな経験ができるチャンスはめったにありません。あなたも会社帰りにでも、ふらっと都会のナイトクルージングに参加してみては? ボートを漕ぐという共同作業を行うため、一人で行っても他の参加者の方とすぐ仲良くなれますよ。(文/verb)

都心の水辺探訪クラブ
http://www.jrec.or.jp/waterfront/top.htm