三浦春馬 撮影/廣瀬靖士

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「3か月間、イギリス留学していたんです。短い間でしたが、語学学校に通って大好きな演劇を見たりワークショップに参加したりして。すごくいい経験になりました」

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 しばしの海外生活を経て、“リフレッシュできた”と、とびきりの笑顔を見せる三浦春馬。これまでイケメン役を演じることの多かった彼だが、土曜ナイトドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系 毎週土曜 夜11時5分〜11時59分)では、まさかの童貞エリート=“チェリート”に!

「“え、童貞役!?”って思いました(笑)。ビックリしたというよりも、こんなに挑戦的なものに参加させていただけるという期待感のほうが大きくて。

 この企画の“変化球感”からしてヤバいですよね。そこをどう料理していくか、好奇心・探究心が止まらないです。僕もどこまで振り切っていいのやら(笑)」

 物語では異性との性経験のない30歳以上の男女“やらみそ(=ヤラないまま三十路)”たちが有無を言わせず「オトナ高校」に入学させられ、卒業するために、あの手この手で童貞・処女からの脱却を目指していく。

「昨日、出演者やプロデューサー含め、みんなで飲みに行ったんです。仲もいいので、和気あいあいとしていて撮影はすごく楽しいです。きわどいワードもセリフとしてバンバン飛び交って、結構ドキッとするシーンもあるんですよ」

 内容が内容だけに、取材でもやっぱりきわどい質問をされたりするの……?

「それが全然! 逆にもっと攻めてほしいのに、みなさん僕に気を遣ってるのか、まったくそういう質問をされないんです。どんなきわどい質問をしてくれるか、期待していたんですけど(笑)」

 それでは遠慮なくうかがいますが、初体験について教えていただき――。

「すごいストレート!(笑)。ハハハ! でもそれはヤバい。言ってもいいけどたぶん書けないし、事務所に怒られちゃうので(笑)」

三浦春馬が髪にワックスつけまくっていた時代

 残念! でも、さぞかし学生時代はモテたでしょう?

「いやいや、中学生のときなんて、モテたくて髪にワックスつけまくっていた時代もありましたから」

 三浦春馬にそんな時代が!?

「ありましたよ。もうワックスだらけで頭は重くなるわ、モッサリするわで、センスがなかったんです(笑)」

 児童劇団を経て、子役から人気俳優へ。高校時代には学業と芸能活動を両立していたと話し、

「ありがたくも忙しくさせていただいていて。でも、今思えば友人とパワースポットに行ったりとか、積極的にもっと思い出作りをしておけばよかったですね」

 そんな多忙の中でも“きちんと恋はしていた”そう。

「やっぱり当時は女の子のことがすごく好きで(笑)。好きな子ももちろんいましたし、アプローチも自分から積極的にとっていくタイプでした。今でもそれは変わらないと思います」

 逆に、積極的な女の子についてはどう思う?

「う〜ん。うれしいですけどね。ボディタッチ? それは男なら誰でも弱いと思いますよ(笑)。僕もやっぱりドキッとしちゃう。でも“これは計算だな”と思ったら確実に引いてしまう。この人は無意識でやってるのか、それともその子の生い立ちがそうさせてるのかとか、ほんの一瞬ですが考えてしまいます」

 では最後に、世の“やらみそ”たちにアドバイスを!

「そんな、僕はアドバイスなんかできるタマじゃないです(笑)。でもこのドラマがアクションのきっかけのひとつになってくれたらうれしいな。作品に出てくる人たちは一生懸命悩んでもがいて、すごく愛らしい。めちゃめちゃ軽快で面白いので、1週間の疲れをパーッと晴らしてもらえればと思います!」

取材こぼれ話♪

 イギリス留学中にあるものが恋しかったそう。

「イギリスへはひとりで行きました。全然寂しくはなかったんですけど、日本食が恋しくなっちゃって。耐えられずに日本食レストランに駆け込みました。“味噌スープ”は日本人にはやっぱり欠かせないと痛感しましたね(笑)」

 Y! mobileのCMの猫・ふてにゃんこと“春馬くん”の名前の由来になってるって知ってました?

「え、そうなの!? 春馬くんのことはいつもテレビで見ていて、共演したいってずっと思ってて。春馬コラボ、いいじゃないですか。あのCMに出たいのに、なかなか声をかけてもらえない(涙)。今、春馬くんは何歳なんだろう。定年退職しちゃう前に、(マネージャーに向かって)お願いしますよ、さっそく電話しましょうよ!」