板尾創路が愛人教授を熱演「この時期に不倫のドラマ、さすがテレ東です」
「この時代にこんなドラマをやるなんて、さすがテレビ東京だなって(笑)」
不倫が報じられた政治家が離党に追い込まれるなど、不倫する人へのバッシングが強まる中、愛人づくりのノウハウを教えるというドラマ『フリンジマン〜愛人の作り方教えます〜』で主演を務めるのが板尾創路(54)。
「するのは個人の自由ですけど、痛い目に遭いたくないならしないほうがいいとは思います。不倫ってパートナーに迷惑をかけるから、有名人に限らず悪いこと。有名人は仕事で関わる人たちも多いからパートナー以外にも謝罪するのは仕方ないですよね」
自分の愛人づくりの術をさえない男たちにレクチャーする“愛人教授”を演じている。
「不倫って普遍的なテーマなので、研究材料としては面白いと思います。人類学として、実際に研究する人がいてもいいんじゃないですか」
ちなみに独身時代に使っていた恋愛テクニックはありますか?
「まわりくどいのはモヤモヤするタイプなので、いいなって思った女性には電話番号を聞いて、家に電話してとストレートに誘っていました。焦ってしまって、うまくいかなかったこともあったかもしれませんね」
一見、炎上してしまいそうな過激なテーマだが……。
「女性から見ると腹が立つようなシーンもあるかもしれませんが、遠からず男ってこういうことを考えていると思うんです。だから男ってバカで可愛いなって思っていただけたら。あと愛人をつくるには苦労も多い。ここまでしなきゃいけないのか……って感じる人も多いと思うので、このドラマを見たら逆に不倫は減るはず(笑)」
11月公開の映画『火花』では監督を担当します。
「菅田将暉、桐谷健太は素晴らしい役者ですし、『火花』ならぜひこの2人でと思いました。監督をしたことで、演じる側として気づくことも。両方やっているからこそ、やりやすい部分も多いですね」
<作品情報>
ドラマ『フリンジマン』
テレビ東京系。毎週土曜深夜0時20分〜。出演/板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路ほか。