葉山奨之(左)、高杉真宙(右) 撮影/伊藤和幸

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葉山「僕は変顔ばかりしてますね。内海(高杉真宙)を笑わせようとして」

2人とも学ランがお似合い!

高杉「そんな瀬戸(葉山奨之)を見ながら、僕は笑わないよう、ずっとクールでいなくちゃいけないんです(笑)」

 男子高校生が放課後ふたりで、ただ河原でまったりと“しゃべるだけ”のドラマ『セトウツミ』(テレビ東京で10月13日深夜0時52分スタート)。同名の人気コミックが原作で昨年、池松壮亮と菅田将暉のダブル主演で映画化もされている。演じていて、自分たちの学生時代を思い出す?

高杉「よく意味もなく放課後にファミレスでしゃべっていただけだけど、思い返したらあれが青春だったのかな……」

葉山「僕は17歳くらいのころは、めちゃくちゃ元気でしたね。友達の家に泊まって、そのまま学校に行ったり」

高杉「おお! すごい。僕はやったことないなぁ」

葉山「でも今は遊ぶときも、明日のことを考えるようになっちゃった(笑)。今、朝まで遊んだら寝ちゃいますね。そんな自分がイヤだったりもするけど、それが大人になることなんですかね」

 映画版『セトウツミ』で同じ役を演じた主演ふたりに対する思いは?

葉山「まったく別ものとしてやっています。でも、菅田さんの演じた瀬戸はすごくナチュラルで、憧れはあります。瀬戸特有の醸し出す雰囲気は、原作のままだと思うし」

高杉「池松さんがやられた役を演じるという緊張感はあります。でも、自分たちのドラマ版『セトウツミ』をやりたいと思っているので、緊張感を自分たちを頑張らせる“エンジン”にしたいなと思います」

葉山「今回、僕らがテレビでやって、逆に“映画もあるんだ”と知ってもらえたら、僕らの仕事として成立するのかな、って。逆パターンもいいなと思います(笑)」

 17歳の男子といえば、女の子にドキドキする年ごろだけど?

葉山「めちゃくちゃドキドキしてました(笑)。女の子の話しかしなかったよね?」

高杉「そういう話もしたけど、僕は仕事の話ばかりしてたかも」

葉山「うわ、まじめだな(笑)」

高杉「うちの学校、女の子のほうが多かったんですよ」

葉山「めちゃくちゃうらやましいんですけど!」

高杉「いやいや、逆にピリピリしてて……。ドキドキというより絶対に目立たないようにしよう、って思ってました(笑)」

葉山「気を遣わなきゃいけないのはわかるけど、僕からすれば1度は代わってほしい(笑)」