天才スコールズが遂に監督キャリアスタートか? 英3部オールダム指揮官就任に向け面接を受けた模様

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▽マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFポール・スコールズ氏(42)が、遂に監督キャリアをスタートするようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』は11日、同氏がフットボール・リーグ1(イングランド3部)のオールダム・アスレティックの新指揮官就任に近づいていると報じた。

▽デビッド・ベッカム氏やニッキー・バット氏、ネヴィル兄弟、ライアン・ギグス氏らと共に“ファーギー・ベイブス”の一員として、近年のユナイテッドの黄金時代を支えた天才MFのスコールズ氏。2013年に2度目の現役引退を発表してからは、盟友ギグス暫定監督の下でユナイテッドのトップチームのコーチや、前述の“ファーギー・ベイブス”の仲間と共に買収したサルフォード・シティでの暫定指揮官など、指導者としてのキャリアを歩む一方、イギリス『BT sports』で解説者としての仕事を務めてきた。

▽現役時代に披露してきた戦術眼や攻撃センス、ユナイテッドで培ってきた勝者のメンタリティを考えれば、もうプレミアリーグで指揮を執っていてもおかしくないスコールズ氏だが、これまではトップカテゴリーで采配を執ることはなかった。

▽しかし、『スカイ・スポーツ』は11日、先月にジョン・シェリダン前監督を解任し指揮官不在の状況が続くオールダムが、新指揮官候補としてスコールズ氏をリストアップし、すでにクラブ幹部との面接を行ったと報じた。

▽現時点でスコールズ氏の合否に関しては明らかになっていないが、同氏はマンチェスター近郊のオールダムで育っており、同クラブのフアンとしてクラブ事情にも精通しており、監督就任の可能性は高いようだ。

▽なお、スコールズ氏の監督初挑戦が期待されるオールダムは、ここまで3勝7敗1分けで24チーム中の19位と低迷が続いている。