すっかり東京名物と化した、お台場の実物大ガンダムの2代目となるユニコーンガンダムが、2017年9月24日から一般公開された。

それから2日後、Jタウンネット編集部が現地を訪れたところ、混雑と言うほどではないものの、平日にも関わらず周囲には人だかりが出来ていた。

ユニコーンモードでも見応え抜群

2009年に設置された初代実物大ガンダムのファーストガンダムは、2017年3月に、ファンに惜しまれながらも解体され、お台場を去った。

それから約6か月を経て公開されたのがこのユニコーンガンダムだ。「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の主人公機であり、最大の特徴であるデストロイモードへの変形、各部が発光するギミックなども再現されている。


画像は以下全てJタウンネット撮影

記者が当地を訪れたのは一般公開日から2日後の9月26日。平日の昼間なので人は少ないかと予測していたものの、新品となった実物大ガンダムの姿を見ようと、カップルから観光客まで、様々な人々が訪れ、記念撮影を行っていた。





海外からの観光客の中には、カメラに向かって流暢に何かを喋り続ける、YouTuberと思われる男性もいるなど、公開直後ならではの光景も見られた。

前回、この地を訪れたのは3月17日。ファーストガンダムの解体現場で、パーツが外されてサビの浮いた骨組みが丸見えというさびしい景色が広がっていた。



しかし、今回はお披露目直後の新品だ。ユニコーンガンダムは白一色のデザインのため、新しさは更に目立っている。



各部をズームすると、デストロイモード時に展開する箇所も細かく作り込まれており、肩の部分には作品内で製造を手掛けたアナハイムエレクトロニクス、そしてビスト財団のロゴもきちんと入れられている。特に背面のバーニア周り、足腰の作り込みがカッコいい。



徐々に太陽が傾き、西日が差しこみ始めると陰影が強調されて更に見栄えが良くなったため、撮影に行くなら日没前が良いかもしれない。



デストロイモードへの変形は11時、13時、15時、17時の4回(17年9月26日現在)で、夜には壁面に映像を映し出してのスペシャルプログラムも行われる。