バイヤー・レヴァークーゼンとの契約を2020年まで残しているケヴィン・カンプル。そのなかには例外条項も含まれてはいないのだが、しかし26歳のスロヴァキア代表MFはレヴァークーゼンからの退団希望を認める発言を行なった。

「僕はレヴァークーゼンを退団したいと思っている。それは確かに事実さ」その背景には、今季途中で解任となったロジャー・シュミット監督の存在が「1つの理由だ」とカンプル。

レヴァークーゼン時代やザルツブルク時代に指導を受けた「恩人」は、中国の北京国安を率いることになり、後をおうことも「想像はできる」と話すカンプル。実際に北京国安からは、”ひとまず”2000万ユーロが提示されているようだが、レヴァークーゼン側はソン・フンミン売却の値段3000万ユーロ以上を希望している模様。

ただその一方でカンプル自身も、「中国はとても遠いところだ。もしもあえてそこに行く決断をするなら、その理由はロジャー・シュミット監督以外にはない」とコメント。中国以外からは、ACミランからの関心も伝えられている。

1つ事実としていえるであろうことは、レヴァークーゼン側は満足できる移籍金さえ手にすることができれば、カンプルの売却に応じる考えを抱いているということだ。レヴァークーゼンのルディ・フェラーSDは、「中国以外からもいくつか関心はきている」と発言。

トレーニングが再開となる来週までにも、この問題が決着をみる可能性はあるだろう。