米レイセオン、Q2最終損益は黒字転換=通期業績予想を上方修正
XFN-ASIAによると、パトリオットやトマホークなどのミサイル製造を手がける米防衛関連機器大手のレイセオンは28日、第2四半期決算を発表した。それによると、最終利益は2億0100万ドル(1株当たり44セント)となった。前年同期は1億0800万ドル(1株当たり25セント)の赤字だった。特別項目を除いた実質ベースの最終利益は、1株当たり51セントとなり、市場予想の46セントを上回った。売上高は同9.7%増の54億1000万ドルとなり、市場予想の53億2000万ドルを上回った。
また、同四半期の受注高は同34.9%増の80億7000万ドルとなっており、同社は2005年通期の最終利益見通しを前回予想の1株当たり1.85−1.95ドルから1.90−2.00ドルに、売上高も前回予想の215億−220億ドルから216億−221億ドルにそれぞれ上方修正した。同社の株価はニューヨーク市場で28日、前日比0.35%安の39.69ドルで引けた。【了】