米ダウケミカル、Q2最終益は製品価格値上げで85%増=株価上昇
XFN-ASIAによると、米化学大手のダウケミカルは28日、第2四半期(4−6月)決算を発表した。それによると、エネルギーコストの上昇や工場の閉鎖による損失を補てんするため、前年に比べ製品価格を20%以上値上げしたことから、最終利益は前年同期比85%増の12億7000万ドル(1株当たり1.30ドル)となった。特別項目を除いた実質ベースの最終利益は1株当たり1.20ドルとなり、市場予想の1.22ドルを下回った。売上高は同16%増の114億5000万ドルとなり、特に同社のプラスチック部門は、製品価格が24%上昇したことに伴い、売上高は同22%増の28億ドルと急伸した。
同社は今後の見通しについて、原油やエネルギーコストが引き続き高水準で推移するとしながらも、利益面では、2005年は前年を上回り、過去最高益を達成できるとしている。また、2006年も利益は前年を上回るとしている。同社の株価はニューヨーク市場で28日、前日比1.72%高の48.43ドルで引けた。【了】
同社は今後の見通しについて、原油やエネルギーコストが引き続き高水準で推移するとしながらも、利益面では、2005年は前年を上回り、過去最高益を達成できるとしている。また、2006年も利益は前年を上回るとしている。同社の株価はニューヨーク市場で28日、前日比1.72%高の48.43ドルで引けた。【了】