CBS MarketWatchによると、28日の米債券市場は、ここ数日債券価格が低迷し、債券価格と反対に動く利回りが4.0%を超える高水準となっていることから米国債が買われた。指標の10年物の債券価格は、前日比16/32高の99 14/32に反発し、債券価格と反対に動く利回りは、同4ベーシスポイント減の4.20%で引けた。しかし一方では、米労働省が28日朝発表した、先週(17−23日)の新規失業保険給付申請件数が、市場予想の1万7000件増を下回る前週比5000件増の31万件となったことから、景気が順調に拡大しているとの見方が広がり、手控えムードも一部見られた。 【了】