CBS MarketWatchによると、25日の米債券市場は、人民元を切り上げた中国が、今後米国債の購入を控えるのではないかとの懸念が依然として尾を引いていることに加え、経済が堅調であるとの見方が市場に広がっていることから、米国債が売られた。指標の10年物の債券価格は、前週末比7/32高の99 2/32に反落し、債券価格と反対に動く利回りは、同3ベーシスポイント増の4.24%で引けた。国際的なテロによるリスクが台頭しているにもかかわらず、10年国債は先週末までで4週連続で下落基調をたどっており、利回りは先週と5月半ばに付けた4.28%付近まで接近している。 【了】