KDDI<9433>は25日、10月1日を期日として、100%子会社の携帯電話会社ツーカーセルラー東京、ツーカー セルラー東海、ツーカーホン関西を吸収合併すると発表した。3社はKDDIが直接運営する携帯電話キャリア「au」と棲み分けを行ってきたが、経営の効率化を図るため一元化される。新株式の発行・割当ては行わず、合併交付金の支払いもない。

  合併後のKDDIの平成18年3月期の単体業績見通しは、売上高が910億円追加されて2兆7810億円に、経常利益が80億円追加されて2660億円に、最終利益が50億円追加されて1650億円となる。連結業績への影響はない。 【了】