米債券市場概況(22日):10年債、反発=英テロ犯射殺と人民元懸念後退で
CBS MarketWatchによると、22日の米債券市場は、21日の人民元切り上げ実施から1日経過して落ち着きを取り戻し、中国が米国債購入を減らすのではないかという懸念が後退したことに加え、22日のロンドン同時テロで英警察当局がテロ犯容疑者を射殺したと発表したことを受けて、社会不安が広がったとして、米国債が買われた。指標の10年物の債券価格は、前日比14/32高の99 7/32に上伸し、債券価格と反対に動く利回りは、同6ベーシスポイント減の4.22%で引けた。10年国債の利回りは4週連続で4.0%を超えており、債券価格は低水準で推移している。【了】