AFX通信によると、自動車大手ホンダ<7267>のタイ生産・販売子会社、ホンダオートモービル(タイランド)は21日、タイでのエンジン生産を倍増すると発表した。14億5000万バーツ(約40億円)を投じて、同国中部のアユタヤにある同社の自動車組み立て工場の生産能力を引き上げる。これにより、エンジンの主要部品であるシリンダーブロックとシリンダーヘッドの生産量が年産15万ユニットから30万基に倍増する見込み。倍増計画は2006年4月には完了するとしており、うち22万5000基はブラジルやトルコなどに輸出されるとしている。同社は7月初め、5億4200万バーツ(約15億円)を投じて、同工場の設備改良を行うと発表している。【了】