中国政府は早期に3G携帯電話サービスを認可すべき=蘭ABNアムロ
XFN-ASIAによると、オランダの金融大手ABNアムロは13日、顧客向けレポートの中で、中国で3G(第3世代)携帯電話サービス開始のための政府認可手続きが遅れていることについて、さらに遅れが生じた場合、中国独自の3G 通信規格である「TD-SCDMA」の開発に悪影響が出るとの見方を示した。中国は現在、同サービス開始の認可について、3つの主要規格(TD-SCDMAと欧州のWCDMA、米カルコムのCDMA2000)を検討中だとしており、技術的にまだ未完成とされるTD-SCDMAの開発が十分に進むのを待って、認可するとしている。
同社は、「ライセンス発行(認可)が早期に行われないと、バリューチェーン(様々な企業活動による貢献)が機能せず、結果的に(TD-SCDMAの)開発に支障が出る」として、中国政府に対し、早期の認可を求めている。【了】
同社は、「ライセンス発行(認可)が早期に行われないと、バリューチェーン(様々な企業活動による貢献)が機能せず、結果的に(TD-SCDMAの)開発に支障が出る」として、中国政府に対し、早期の認可を求めている。【了】