奈良といえば、大仏。奈良で圧倒的な存在感を誇る大仏にちなんで誕生したプリンがあります。

それが、数々のテレビ番組でも紹介されている、「まほろば大仏プリン本舗」の大仏プリン。まさに「そのまま」のネーミング。ちなみに、「まほろば」とは、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の古語です。

子どものころ家に帰ってきたら待っていたお母さんのお菓子のような優しさを伝えたい、という創業者の想いから生まれたまほろば大仏プリン。できるだけ奈良の食材を取り入れ、小さな子どもにも食べさせられるよう、安心・安全な素材を使うことにこだわっています。

奈良市内に6店舗を展開しており、なかでも観光の合間にも立ち寄りやすいのが「東大寺門前夢風ひろば店」。

本物の大仏がいる東大寺のすぐ近くにある物産館「門前市場」の中にあり、小さいながらもその場で座って食べられるイートインスペースがあります。

ショーケースの中にずらりと並ぶまほろば大仏プリン。

気軽に食べられる「まほろば大仏プリン(小)」は378円。コンセプトは、「おしゃれな平成のママの味」。味は、カスタード、レアチーズ、カプチーノ、大和の地酒などがあり、どの味にするか目移りしてしまいそう。

驚くべきが普通のプリンにはないジャンボサイズの「まほろば大仏プリン(大)」(864円)。なんと、500ミリリットルの大容量で、2〜3人がかりでもなかなか食べきれそうにない大きさはインパクト絶大です。

コンセプトは、「昔懐かしい昭和の肝っ玉母さんの味」で、昔ながらの懐かしい風味を大切にしています。味はカスタードと大和茶の2種類です。

コーヒーやクッキー、トートバッグなどの関連商品も。どれも手書き風の温かみのあるイラストがとってもキュートです。

今回は、「まほろば大仏プリン(小)」のカスタードをいただきました。

瓶のふたには、心がほんわかするような温かく可愛らしい大仏様のイラストが。これならおみやげにも喜ばれますし、自分で食べた後、瓶を小物入れなどに利用してもいいですね。

まほろば大仏プリンに入っているのは、最高級の生クリーム。「プリンの生地に織り込む」と言ったら、牛乳屋さんがびっくりしたほどなのだとか。

舌の上ですっととろけるような、なめらかな口どけ、生クリームの濃厚なコク、卵の優しい甘さ・・・それらが一体となった豊かな味わいのプリンと、香ばしいカラメルが相まって、思わず笑顔がこぼれるおいしさ。特にクリーミーなプリン好きにはたまらない逸品です。

食べ終わるころには、きっとパッケージのイラストの大仏様のように、満たされた表情になっていることでしょう。

奈良の名物スイーツ、「まほろば大仏プリン」。奈良を訪れた際にはぜひお試しあれ。

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お店 まほろば大仏プリン本舗 東大寺門前夢風ひろば店
住所 奈良市春日野町16 東大寺門前夢風ひろば 門前市場内
営業時間 10:00〜19:00(季節により変動あり)
※ほか複数店舗あり
公式HP http://www.daibutsu-purin.com/index.html