歴史的な街並みが世界遺産に登録されている、マレーシア・ペナン島の中心都市、ジョージタウン。ストリートアートの街として注目されたことで、近年その人気が再燃しています。

タイに近いこともあって、節約旅行をするバックパッカーの姿も数多く見られます。そんな背景から、ジョージタウンには安宿から高級ホテルまで、あらゆるタイプの宿泊施設が揃っています。

なかでも、女性一人で手頃に泊まりたい、という方におすすめなのが、「クイーンズホステル(Queen’s Hostel)」。

女性専用のホステルで、男性の宿泊はカップル(女性同伴)で、個室に泊まる場合に限り可能という、女性が安心して滞在できる環境を追求したホステルです。

「クイーンズホステル」の名の通り、ジョージタウン中心部、リトル・インディアエリアのクイーンズ・ストリートに位置しています。

リトル・インディアとはいっても、はずれのほうなので、周辺は静か。ですが、リトル・インディア界隈は夜遅くまで多くの人で賑わっているので、治安の心配もありません。

さらに、徒歩2分程度でジョージタウン最大の見どころのひとつ、「ペナン・プラナカンマンション」に行けるほか、ペナン島の海の玄関口であるフェリーターミナルや、郊外に出かけるのに便利なコムタのバスターミナルへも徒歩5〜10分程度。

周辺にはおしゃれなカフェやストリートアートも多く、ジョージタウン観光には最高の立地といえるでしょう。

クイーンズホステルは、元バックバッカーの若い女性たちが共同でオープンしたホステルで、オーナー自らが旅行者として経験した不満を解消すべくつくられた、旅行者目線でのデザインが特徴。

その特徴が最もよく表れているのが、2階にあるドミトリールームです。

通常、ドミトリーといえば、2段ベッドが並んでいる部屋を想像しますが、2段ベッドの上の段は昇り降りが面倒ですし、下の段は、上の段の人が昇り降りする際の振動や物音などが気になります。

そんな従来のドミトリーのわずらわしさを解消するために、クイーンズホステルのドミトリーは、2段ベッドではなく一人ひとり個別のベッド。

さらに、ベッド一台一台をぐるりと囲むようにカーテンが設置されています。お姫様ベッドのような可愛らしさは言うまでもありませんが、このカーテンが実に機能的。

人目を遮り、プライベートな空間を確保できるというだけでなく、外からの光も遮断してくれます。

ドミトリー滞在の最大の悩みのひとつが、同室の人が電気を点けていると、その光のせいでよく眠れないこと。しかし、クイーンズホステルのドミトリーでは23時が消灯時間と決まっているので、気兼ねなく電気を消すことができます。消灯時間を過ぎても電気が必要な人は、各ベッドに備わっている個別のライトで明かりを確保。

このライトはドミトリーのベッドに備わっている通常のライトより大きいので、部屋の電気が消えていても明るさ十分。それでいて、カーテンを引いてしまえば、他のベッドに光が漏れることがないので、寝ている人をわずらわせることがありません。

宿泊料金は、ドミトリーで一泊1000円程度。ジョージタウンにはもっと安く泊まれるゲストハウスもありますが、立地や安全面、快適さを踏まえると、クイーンズホステルはコストパフォーマンスの高い宿です。

女性向けだけあって、ポップで可愛らしいデザインが、気分を盛り上げてくれること間違いなし。

ペナン島・ジョージタウンで、女性が安く、安全に、快適に泊まるなら、クイーンズホステルで決まり!ではないでしょうか。

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名前 クイーンズホステル(Queen’s Hostel)
住所 20 & 22 Lebuh Queen, Georgetown
公式サイト https://www.facebook.com/queenshostel.my/