アメリカ合衆国国立公園とは、１８７２年に世界で初めて成功した国立公園制度で、アメリカ連邦内務省が管理責任を持ち公園を運営している場所です。

数々の国立公園がある中でも、アメリカ合衆国アリゾナ州南部にあるグランドキャニオン国立公園は特に有名で、コロラド川の浸食によって削りだされた渓谷は、多くの旅行者を魅了しています。

そんな素晴らしい自然の彫刻である渓谷は、200万年前から現在までその雄大な景色を保っています。

グランドキャニオンの渓谷の深さはなんと平均1200メートル。東京スカイツリーがおおよそ2つ分ほど、と考えると、その渓谷の深さがどれだけ深く自然によって削られたのか、というのが分かります。

また、その渓谷は幅6kmから22kmと広く、さらに全長は446kmにもなります。

東京から名古屋までのJRの営業キロ数が366kmである事を考えると、とてつもない深い谷が東京から名古屋よりも長く続いている、というとてつもないスケールの自然の彫刻、それがグランドキャニオンであることが想像できるかもしれません。

太陽によって刻々と変わるグランドキャニオンは、まさに自然が作り出す美しい映画のように、時々刻々と変化する素晴らしい景色を楽しむ事ができます。

日本では絶対に味わう事のできない、壮大なスケールの自然の彫刻、グランドキャニオン。

アメリカに行ったときはぜひ体験してみてはいかがでしょうか？

グランドキャニオンへのアクセス
・ロサンゼルスもしくはラスベガスでレンタカー（ロサンゼルスから所要時間、片道約６時間　ラスベガスから片道約４時間）
・ラスべガスからツアー（日帰りツアーあり）