名古屋から名鉄電車(名古屋本線)で約15分でアクセスできる愛知県一宮市は、愛知県北西部、岐阜県との県境に位置し、総合繊維産業都市として知られる織物のまちです。

そんな一宮市の住宅街の中にある小さなイタリア食堂「ゴッチャポント」は、駅から距離があり、決してアクセスしやすい立地とはいえないのに、平日でもすぐに満員になってしまうほど人気のお店。

口コミサイトでも、一宮のイタリアンレストランの中で数年にわたりランキング1位に輝き続けています。

店内にはたくさんのワインボトルや、額に入れられたワインのラベルなどが所狭しと並んでいます。

窓際に並べられたグリーンのボトル越しに差し込む太陽の光がきらきらとしてとても綺麗。

少しごちゃごちゃっとした楽しげな雰囲気の店内は、気取りがなくて居心地が良く、おしゃべりも弾みます。

ゴッチャポントのランチは、

・Pranzo B 1,400円(税別)
・Pranzo C 2,800円(税別)

の2種類で、PranzoCは前日までに予約が必要。

今回は、いちばん人気のランチ、Pranzo B 1,400円(税別)をいただいてきました。

最初に出てくるのは自家製パン2種とグリッシーニ。温かく香ばしいパンは何もつけなくてもおいしいです。

次に、前菜5種類の盛り合わせ。内容はその時々で異なるようですが、この日は、鰆の甘酢漬け、スズキのクロケット(コロッケ)、キッシュパイ、牡蠣とユリ根の香草焼き、三河産平目のカルパッチョでした。

どれも一口で食べてしまえる小さなものですが、どれも手が込んでいて、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくいただくことができます。食べる楽しみが広がる前菜盛り合わせですね。

ランチ(PranzoB)は、リゾット、トマトソースのスパゲッティ、クリームソースのスパゲッティ、手打ちパスタ(+300円)から好きなものを選ぶことができます。

上写真は、パルミジャーノチーズとサツマイモのリゾット、イタリア パルマ産のフワフワ生ハム添え。

ほどよい固さに炊きあげられたリゾットは、スープを吸った米粒がふっくら。

生ハムをナイフで切ってリゾットといっしょに口に運ぶと、サツマイモのやさしい甘みと、イタリア パルマ産生ハムの塩気が舌の上で混ざり合います。水菜のシャキシャキ感もよいアクセント!

こちらは自家製サルシッチャと茄子のトマトソースのスパゲッティ。具沢山なのが嬉しいですね。

Pranzo Bのランチは、自家製パン、前菜5種類盛り合わせ、リゾットまたはパスタの食事のあと、コーヒーまたは紅茶で終了となりますが、プラス200円で自家製ドルチェ(デザート)を付けることもできます。

ジャスミンで香りをつけたパンナコッタにスパイスを効かせたリンゴのピューレ&シナモンのジェラート添え。パンナコッタはクリーミーでさっぱりした後味です。

チロル風焼きチョコレートケーキにキャラメルのジェラート載せたものは、ねっとり濃厚な食べ応えで、チョコ好きさんにおすすめ。

ほかに、キャラメルナッツのアイス仕立て カッサータ、金柑のコンポートのタルト、栗のブッティーノ(プリン)、黒糖のジェラートのカフェアフォガードなどもあります。ドルチェの種類が豊富なのも、このお店が女性に人気がある理由のひとつでしょう。

ドリンクはコーヒー(アイス・ホット)、紅茶(アイス・ホット)、エスプレッソから選ぶことができます。深入りのコーヒーはイタリアのドルチェによく合いますね。

ゴッチャポントは平日でも予約がないと入れないことがあるので、来店前に電話をするのがベター。

夜は豊富な種類のワインが楽しめるイタリア風居酒屋になるそうなので、ワイン好きな方は足を運んでみては。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店の名前 ゴッチャポント
お店の住所 愛知県一宮市森本2-15-6
電話番号 0586-23-2392
営業時間 ランチ11:30〜15:00、ディナー18:00〜23:00

*店内は完全禁煙。
*駐車場はありますが1グループ1台まで。
*定休日は月曜日ですが、不定休もあり。

公式ブログ http://gcpt.exblog.jp/