【マジかよ】スラムダンクの知られざる秘密を公開! 台湾で続編が作られていた
2016年9月、プロバスケットボールリーグの「Bリーグ」が開幕しました。参加クラブ数はサッカーのJリーグに匹敵するほど多く、少しずつバスケットブームが起きそうな予感があります。
そんなBリーグの選手たちがバスケットに興味を持つきっかけとなったのは、やはり大人気バスケットマンガの「SLAM DUNK(スラムダンク)」だといいます。スラムダンクは井上雄彦さんの不朽の名作で、1996年に完結した作品なのですが今なお根強い人気を博しているのです。
そこで、今回はスラムダンクに関する知られざる秘密をドーンとまとめて公開いたします。思わずまたスラムダンクを読み返したくなるような、衝撃の秘密の数々をご覧ください!
1. 桜木は作中で25得点しかあげていない
主人公の桜木花道は完全未経験でバスケ部に入部し、驚異的な成長を遂げてインターハイで活躍するまでの選手となりますが、作中で描かれた10試合の中であげた得点はわずか25得点。1試合平均で3得点にも満たないのです。印象的な得点シーンは少なくないだけに、25得点しかあげていないのは意外ですよね。
ちなみに最終戦となった山王工業高校戦では2ケタ得点を達成し、通算得点の大半を山王戦であげていることになります。
2. 湘北高校は東京の高校がモデル
物語の舞台となっている湘北高校は実在しませんが、モデルとなった高校は存在しています。それは東京都の武蔵野市にある武蔵野北高校で、校舎や体育館の形や配置がほとんどそのまま使われているのです。
ちなみに武蔵野北高校は東京都立高校の中でも上位に入る進学校。とても桜木花道たちが入学できるレベルではなさそうです。
3. 最終回でジャンプの表紙を飾る
スラムダンクは週刊少年ジャンプの1996年27号で最終回を迎えましたが、週刊少年ジャンプの長い歴史の中で最終回となる作品が単独で表紙を飾ったのはスラムダンクが初めてのことでした。
その後も長らく最終回に単独で表紙となった作品はありませんでしたが、つい先日「こち亀」が20年ぶりに最終回での単独表紙となりました。
4. 山王戦がラストと決まっていた
湘北高校はインターハイ2回戦で優勝候補筆頭の山王工業高校を撃破しますが、その後はあっさり敗退したとされ、そのまま作品は連載終了となってしまいました。
あとの対戦相手かのように登場した高校がいくつもあったため、この終わり方は波紋を呼びましたが、実際にはインターハイの組み合わせを作った時点で山王戦がラストと決めていたそうです。
5. 井上雄彦のデビュー作は流川が主人公
作者の井上雄彦さんは1988年に「楓パープル」という作品で手塚賞入選を果たし、漫画家デビューとなりましたが、この作品はなんと流川楓が主人公。湘北高校ではなく「北高」に通う流川楓は2年生でバスケ部の部長を務め、性格はクールではなくやや熱めな設定になっているのです。
ちなみにこちらには他にも「赤木」「小暮」といった、スラムダンクのベースとなったであろうキャラクターが登場しています。
6. 三井はバスケ部に入らない予定だった
2年間バスケットを離れて不良となっていた三井寿。バスケ部に復帰したあとは目覚ましい活躍を見せますが、実は三井寿がバスケットをやっていたのは後付けされた設定で、本来は桜木軍団の一員である水戸洋平がバスケ部に加わる予定だったのだとか。
ケンカのシーンが予定外に長引くうちに作者が感情移入し、急きょバスケ部に入部させることになったそうです。
7. 海南大附属の牧はサーフィン焼けで肌が黒い
海南大附属高校のキャプテン・牧は色黒に描かれているが、これは趣味のサーフィンで日焼けしているからなのです。本編では一度もサーフィンのシーンが登場していませんが、連載終了後に行われたイベント「SLAM DUNK 10 DAYS AFTER」での黒板漫画で描かれ、作者も本編では使えなかった設定だと明言しています。
8. 海外版では魚住のセリフが改変されている
陵南高校の魚住は作中で「はらたいらさんに3000点」というセリフを言っています。こちらは往年のクイズ番組「クイズダービー」でよく見られたシーンで、魚住のギャグだったわけです。
ところがこれ、スラムダンクは海外でも人気なのですが、そのまま翻訳しても海外の人に伝わるはずがありませんよね。どうやらこのシーンは海外版では「オレはマイケル・ジョーダンに賭ける」というニュアンスの言葉に改変されているようです。
9.台湾でスラムダンク2が作られたことがある
続編を望む声が多いスラムダンクですが、なんと台湾で「SLAM DUNK 2」が制作されたことがあります。内容はプロへの夢が破れて高校教師になった流川が主人公という衝撃的なもので、現地ではなかなかの人気作となりました。
しかしこれは作者に無許可で作られたもの。勝手に続編が作られるほど人気のある作品だということですね。
まさか非公式な続編が作られているとは驚きですよね。スラムダンクは連載が終了してからついに20年が経過しましたが、作者の井上雄彦さんは続編について「あるかもしれない」「描きたくなったときに描く」とコメントしています。
いつか本物の「スラムダンク2」が読める日が来るといいですね。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
スラムダンクに憧れた選手たち
そんなBリーグの選手たちがバスケットに興味を持つきっかけとなったのは、やはり大人気バスケットマンガの「SLAM DUNK(スラムダンク)」だといいます。スラムダンクは井上雄彦さんの不朽の名作で、1996年に完結した作品なのですが今なお根強い人気を博しているのです。
スラムダンクの知られざる秘密9選
そこで、今回はスラムダンクに関する知られざる秘密をドーンとまとめて公開いたします。思わずまたスラムダンクを読み返したくなるような、衝撃の秘密の数々をご覧ください!
1. 桜木は作中で25得点しかあげていない
主人公の桜木花道は完全未経験でバスケ部に入部し、驚異的な成長を遂げてインターハイで活躍するまでの選手となりますが、作中で描かれた10試合の中であげた得点はわずか25得点。1試合平均で3得点にも満たないのです。印象的な得点シーンは少なくないだけに、25得点しかあげていないのは意外ですよね。
ちなみに最終戦となった山王工業高校戦では2ケタ得点を達成し、通算得点の大半を山王戦であげていることになります。
2. 湘北高校は東京の高校がモデル
物語の舞台となっている湘北高校は実在しませんが、モデルとなった高校は存在しています。それは東京都の武蔵野市にある武蔵野北高校で、校舎や体育館の形や配置がほとんどそのまま使われているのです。
ちなみに武蔵野北高校は東京都立高校の中でも上位に入る進学校。とても桜木花道たちが入学できるレベルではなさそうです。
3. 最終回でジャンプの表紙を飾る
スラムダンクは週刊少年ジャンプの1996年27号で最終回を迎えましたが、週刊少年ジャンプの長い歴史の中で最終回となる作品が単独で表紙を飾ったのはスラムダンクが初めてのことでした。
その後も長らく最終回に単独で表紙となった作品はありませんでしたが、つい先日「こち亀」が20年ぶりに最終回での単独表紙となりました。
4. 山王戦がラストと決まっていた
湘北高校はインターハイ2回戦で優勝候補筆頭の山王工業高校を撃破しますが、その後はあっさり敗退したとされ、そのまま作品は連載終了となってしまいました。
あとの対戦相手かのように登場した高校がいくつもあったため、この終わり方は波紋を呼びましたが、実際にはインターハイの組み合わせを作った時点で山王戦がラストと決めていたそうです。
5. 井上雄彦のデビュー作は流川が主人公
作者の井上雄彦さんは1988年に「楓パープル」という作品で手塚賞入選を果たし、漫画家デビューとなりましたが、この作品はなんと流川楓が主人公。湘北高校ではなく「北高」に通う流川楓は2年生でバスケ部の部長を務め、性格はクールではなくやや熱めな設定になっているのです。
ちなみにこちらには他にも「赤木」「小暮」といった、スラムダンクのベースとなったであろうキャラクターが登場しています。
6. 三井はバスケ部に入らない予定だった
2年間バスケットを離れて不良となっていた三井寿。バスケ部に復帰したあとは目覚ましい活躍を見せますが、実は三井寿がバスケットをやっていたのは後付けされた設定で、本来は桜木軍団の一員である水戸洋平がバスケ部に加わる予定だったのだとか。
ケンカのシーンが予定外に長引くうちに作者が感情移入し、急きょバスケ部に入部させることになったそうです。
7. 海南大附属の牧はサーフィン焼けで肌が黒い
海南大附属高校のキャプテン・牧は色黒に描かれているが、これは趣味のサーフィンで日焼けしているからなのです。本編では一度もサーフィンのシーンが登場していませんが、連載終了後に行われたイベント「SLAM DUNK 10 DAYS AFTER」での黒板漫画で描かれ、作者も本編では使えなかった設定だと明言しています。
8. 海外版では魚住のセリフが改変されている
陵南高校の魚住は作中で「はらたいらさんに3000点」というセリフを言っています。こちらは往年のクイズ番組「クイズダービー」でよく見られたシーンで、魚住のギャグだったわけです。
ところがこれ、スラムダンクは海外でも人気なのですが、そのまま翻訳しても海外の人に伝わるはずがありませんよね。どうやらこのシーンは海外版では「オレはマイケル・ジョーダンに賭ける」というニュアンスの言葉に改変されているようです。
9.台湾でスラムダンク2が作られたことがある
続編を望む声が多いスラムダンクですが、なんと台湾で「SLAM DUNK 2」が制作されたことがあります。内容はプロへの夢が破れて高校教師になった流川が主人公という衝撃的なもので、現地ではなかなかの人気作となりました。
しかしこれは作者に無許可で作られたもの。勝手に続編が作られるほど人気のある作品だということですね。
いつか続編が作られるかも?
まさか非公式な続編が作られているとは驚きですよね。スラムダンクは連載が終了してからついに20年が経過しましたが、作者の井上雄彦さんは続編について「あるかもしれない」「描きたくなったときに描く」とコメントしています。
いつか本物の「スラムダンク2」が読める日が来るといいですね。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/