帝国データバンクが2015年の遊園地・テーマパーク経営実態を調べたところ、東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンで明暗が分かれたことが分かった。写真は、米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド。

写真拡大

 帝国データバンクが2015年の遊園地・テーマパーク経営実態を調べたところ、東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンで明暗が分かれたことが分かった。

 同社によると、遊園地やテーマパークを運営する154社の収入高合計は約8,134億5,000万円で、前年比0.6%の微増だった。

 東京ディズニーリゾートでは1人あたりの売上高は上がったものの、猛暑や雨天など不安定な天候が続き、2パーク合計で入場者数は前年比3.8%減少の3,019万人、収入は同0.8%減の約3,992億3,400万円だった。減収は5年ぶり。

 一方、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはインバウンドといわれる外国人客の取り込みに務めたこともあり、入場者数は過去最高だった前年を120万人上回る1,390 万人だった。収入は約1,385億7,700万円で前年比 44.5%増と大幅に増加した。