金子ノブアキが考えるカッコイイ大人は「スムーズな人」

この時代をどう楽しく生きていくのか？　どうカッコ良く生きていくのか？　あなたのこれからの毎日を変えてくれるかもしれないヒントを、RIP SLYMEがゲストとともに探求していくTOKYO FMの番組「RIP SLYME SHOCK THE RADIO」。そのなかで、ゲストに必ず聞く質問が「カッコイイ大人とは？」。
5月13日の放送では、2年ぶりのソロアルバム『Fauve』をリリースした金子ノブアキさんが登場。「カッコイイ大人」について答えてくれました。

金子ノブアキさん（中央）と、番組パーソナリティのRIP SLYMEのRYO-Z（左）とPES（右）

【金子ノブアキ】JESSEと共にバンド“RIZE”を結成。2000年にシングル「カミナリ」でデビュー。2002年に史上最年少で「リズム＆ドラム・マガジン」の表紙を飾り、2009年にはソロ活動も開始。2015年には初のソロライブも成功させる。また俳優としても数々の話題の映画、ドラマ、CMにも出演。

RYO-Z　ソロ活動は2009年から開始されていますね。

金子　そうなんですよ。

RYO-Z　やっぱりRIZEとは全然違う？

金子　うん。RIZEはRIZEでもうバッチリカッコイイので、ほかのメンバーもスゴイし……。彼らに良い意味で依存できるように、全部盛り込むと渋滞するなぁと思って。そのすみ分けは大事ですよね。


RYO-Z　うん。

金子　バンドだとドラムだからみんなをサポートして、たまにフリーキックを蹴るみたいなポジションみたいな。

RYO-Z　アルバムを発売しましたけど、2年ぶりで3枚目！　それでこの3枚目を出しつつ、俳優もやってるでしょ。

金子　はい。

RYO-Z　すごくない？　ペース的に？

金子　一個のことだけだと、たぶん俺もう……。

RYO-Z　飽きちゃう？

金子　うん。ダメになっちゃうと思って。今、撮影に入ると……すごい待ったりするじゃん？　4時間とか雨が降っちゃったりして。そういうときに、無理矢理に音楽から離れたときに、やっぱりアイディアが浮かんできたり、前に進む感じがします。

RYO-Z　俳優さんをやり出したときに、「金子くん、お芝居やるんだな」ってぐらいの気持ちで観てたら、めちゃくちゃ出るな〜って思って（笑）。

金子　最初がやっぱり肝心で、“飽きられるくらいコンスタントに”っていうのがテー マだったんだよね（笑）。まわりが諦めるまで、「この人はこうだから……」ってなるまでね。最初の5年はそうやってやらせてもらえて。RIZEのメンバーも応援してくれて。彼らが快く送り出してくれたから今があるんですよね。

金子ノブアキさんが考える、カッコイイ大人とは、ズバリ！
「スムーズな人」

RYO-Z　映画があって、ツアーがあって、ソロアルバムが出て忙しすぎるアナタに、最後に番組恒例の「カッコイイ大人とはどんな人」か聞きたいんですが。

金子　「スムーズな人」ですね。何事もスムーズに。


RYO-Z　スムーズ・オペレーター。スムーズ・スクリミナル。

PES　スムスク。

金子　スムスク（笑）。

RYO-Z　スムーズとはどんな感じの？

金子　さっきも言ったけど、ケンちゃん（KenKen）みたいにそこはかとなくゴリゴリやってるじゃないですか。

RYO-Z　すごいやってるのに感じさせない。

金子　全然空気に出てないっていうのがカッコイイなって思っちゃいますね。

PES　気づかれずにお会計をするとかね。


RYO-Z　スムーズだね！

金子　スムーズかつ鮮やかな！

PES　難しいからね、悟られちゃうから。

RYO-Z　そういう大人を目指していきます！

金子　頑張ります!!