「ボタニカル」=「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組「NOEVIR BOTANICAL LIFE」 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=6497。

5月6日の放送では、この時期におすすめしたい二つのハーブを紹介しました。



長い連休が明け、日常生活へ。お休み中の余韻にひたりながらも、少しずつ身体を目覚めさせなければ……。そんな5月にとっておきのハーブは、「レモングラス」と「ペパーミント」。

「レモングラスティー」はいいことだらけ



“レモン”という名前がつきながらも、見た目はまるでススキのような姿をした「レモングラス」。シトラールというレモンと同じ香り成分を含有し、リフレッシュしたいときや、集中力を高めたいときに良いとされています。またアドレナリンの分泌を促すともいわれているので、やる気を出したいときにもぴったりです。

胃腸の調子を整える働きもあるので、ホットレモングラスティーにして、食後に飲むのもいいですし、これからの季節は、生のレモングラスでつくるアイスレモングラスティーも美味しく飲めます。生のレモングラスには、アンチエイジング効果が期待できるビタミンCや、疲労回復効果のあるカリウムなどが含まれていて“アジアの薬草”と言われているほど栄養素が豊富。レモングラスの茎をマドラー代わりにグラスに差せば、味だけでなく見た目もさわやかに仕上がります。

「ペパーミント」は、アロマオイルで取り入れよう



古代ギリシャでは、生薬として使用されており、歴史上最も古い栽培植物という説があるミント。そのミントの中でも、特に効果が高い品種であるといわれているのが「ペパーミント」です。ヨーロッパで薬用に利用されるミントのほとんどが「ペパーミント」なのだそう。他に比べてメントールの成分を多く含むため、強い清涼感のある香りも特徴。頭をスッキリさせたいときや、眠気覚ましに効果的とされています。

食べ過ぎや飲み過ぎによる胸やけを防ぐ効果があるペパーミントティーも定番ですが、今の時期なら精油がおすすめ。仕事がはかどらないときや、急な眠気が襲ってきたときは、ハンカチに数滴足らせば、パッチリと目を覚ますことができます。またバスタブに数滴垂らして入浴すれば、香りでリフレッシュできるだけでなく、筋肉痛やリウマチにも効果的といわれています。

身体に“目覚め”を知らせてくれるさわやかな二つのハーブ。いつも飲むコーヒーをレモングラスティーにチェンジしてみたり、ミニボトルに入れたペパーミントのアロマオイルをバッグに忍ばせてみる、そんなひと手間をぜひ取り入れてみてください。

TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介する「NOEVIR BOTANICAL LIFE」をオンエア。次回5月13日の放送は「ボタニカル・ブックス」がテーマ。不思議な植物がたくさん登場する、大人のための進化系植物図鑑をご紹介します。

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<番組概要>

番組名:「NOEVIR BOTANICAL LIFE」

放送日時 :毎週金曜8:38〜8:43

ナビゲーター:高橋万里恵

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/botanical/