「部活動を支えている人にもドラマがあった」高2女子マネージャーのエピソード

学生時代、部活動に打ち込んだ思い出はありますか？

文科系、体育系ともにたくさんの部活動がありますが、結果を残した人だけが一生懸命だったわけではありません。試合や発表会に出るために必死に練習した人、勝つために努力した人、またそれを影で支えた人それぞれにドラマがあります。

5月3日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、部活を裏で支えているリスナー（16歳・高2・女性）と直接電話で話し、部活にかける思いを聞きました。



とーやま校長「どんな風に部活を支えているの？」

リスナー「剣道部のマネージャーを1人でやっているんですけど、選手の稽古がうまくいくように応援したり時間を計ったり裏で仕事をしたりしてます」

とーやま校長「なんで剣道部のマネージャーをやろうと思ったの？」

リスナー「中学の頃に剣道部だったんですけど、入った高校の剣道部は強くてついていけないと思ったので、マネージャーとして入ることにしました」

とーやま校長「剣道が好きなんだね。でもマネージャーが1人って大変だよね。いつもはどんなことしてるの？」

リスナー「みんなが稽古をしてる間に、飲み物を作ったり道着を洗濯して干したりしてます」

とーやま校長「大会とかあったりする？」

リスナー「今週末と来週末に、関東予選があります」

とーやま校長「もうすぐだね。そこに向けて何かサポートしてることある？」

リスナー「先生分と合わせて、20人分のマスコットを作ってます！」

とーやま校長「御守りを作ってるんだね。すごいな。1人でやっていて心細くない？　無理かもって思ったことはないの？」



リスナー「あります。私はみんなが稽古をしてるときに仕事をするんですけど、その稽古の応援もしなくちゃいけないんですよ。大きな声で“ファイトー”って言うんですけど、それが全然できてないって言われて、でもこっちは仕事してるので」

とーやま校長「そりゃなかなかできないよな」

リスナー「あと“稽古のこと全然わかってないじゃん。大変だと思ってないでしょ”って言われて」

とーやま校長「それはショックだよな。それでもマネージャーを続けられるモチベーションって何？」

リスナー「仮に私がやめたとしたら、同級生や後輩の負担が増えるんですよ。そうすると稽古に集中できなくなって先輩に迷惑がかかって、試合に勝てなくなるんですよ。だからやめないです」

あしざわ教頭「そう言えるのがかっこいいな」

とーやま校長「本当に剣道部を支えてるね。そこの踏ん張りがなかったら歯車がくるってしまうわけだから、すごいもの背負ってがんばってるんだな。すごいよ！　夢は何かある？」

リスナー「引退するときに、自分がいてくれて良かったって言ってもらいたいです」

とーやま校長「その気持ちをしかと受け取ったぞ。自分の体にも気をつけて、喉も枯れない程度に声出して、明日からもがんばって剣道部を支えてくれな！」

リスナー「はい。ありがとうございました！」



番組では、「レギュラーではないけれど、チームのためにがんばっている」「マネージャーとして日々、チームを支えている」など、部活動をサポートしている人のエピソードを募集しています。そのエピソードは、ラジオドラマとして放送されるかもしれません。

応募・詳細は「青春サポーターズ！」の特設サイト https://www.tfm.co.jp/lock/supporters/をご確認ください。