賞味期限切れの食品、食べる? 食べない?
日に日に暖かくなってくるこの時期。今年からお弁当生活をスタートさせた方も多いと思います。そこでよく話題に挙がるのが、食べ物の賞味期限と消費期限の違いや、期限表示のない野菜や果物などの消費目安について。食べ物の賞味・消費期限、あなたはどのように意識していますか?
いきなりですが、賞味期限と消費期限は違います。消費期限とは、弁当や惣菜、洋生菓子、調理パンなど、長く保存の利かない食品に付けられており、「期限を過ぎたら食べないほうがいい」という表示ですね。消費期限を過ぎると、腐ったり変敗したりという劣化に伴って、食品の安全が保証できなくなります。
一方、賞味期限は、ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など、冷蔵や常温で保存が利く食品に付けられており、この期限内であれば「美味しく食べられる」という表示です。賞味期限が過ぎたら即危険ということではありませんが、質の劣化は避けられないかも、ということです。
なので、「消費期限切れのから揚げ弁当を食べるか食べないか」と「賞味期限切れのポテチを食べるか食べないか」の間には、大きな差があるわけです。だって、一方は、「それ、腐ってるかも」で、もう片方は「それ、ちょっとまずいかも」ですからね。
しかし、世の中には猛者もいるようで、消費期限が3日前に切れた納豆巻き(常温保存)を普通に食べたり、賞味期限に至っては意識しないも同然で、数年前のコンビーフや鮭缶を当たり前のように食卓に並べたりする人もいます。一方、消費期限を厳密に守るタイプは、期日を過ぎた瞬間に即廃棄、賞味期限も期限内消費を原則にしていたりします。
さて、食品に対する「自分期限」はどうなっているのか、ちょっと周囲に聞いてみました。
「消費期限を時間単位で気にする。コンビニでバイトしていたせいかも。サラダやカット野菜は消費期限の時間を過ぎたら捨てる。絶対に食べない」(20代・女性)
「前の日に買った弁当でも食べる。消費期限とかはほぼ見ない。賞味期限との違いも知らない」(30代・男性)
「インスタント食品は、1ヵ月以内なら気にしない。母親は、缶詰なら年単位で気にしないみたい。さすがにそれは嫌だ」(30代・女性)
「食べ物による。刺身とかナマ物は気にする」(40代・男性)
「匂いを嗅ぐ。ヤバそうな匂いがしたらアウト」(40代・女性)
「納豆とか、賞味期限あるの?って感じ。前に半年前に期限の切れた納豆食べたけど大丈夫だったけど?」(30代・男性)
「以前、消費期限が1日過ぎた豆腐を食べたら、家族全員、高熱と蕁麻疹が出て1週間入院した。それ以来、消費期限にも賞味期限にもすごい神経質になった」(50代・男性)
「買うときから、期限の長い食品を買う。わりと気にする。逆に期限が書いていない食品は判断できなくて困る」(30代・女性)
「開封したらすぐ味が変わるし、食べ残し、飲み残しは期限に関係なく捨てる。未開封でも、期限が近いと気持ち悪いから捨てる」(30代・男性)
「期限切れ寸前のタラコを食べてお腹を下したことがある。賞味期限は参考にするけど、その前に処分することもある。自分の体調とか季節も考える」(50代・女性)
「休みの前の日は、夕飯と次の日の朝の分と一緒に牛丼屋で買ったりするので、翌日分は期限が切れてるなあ。腹を壊したことはなし」(20代・男性)
なるほど。期限切れで大変な目にあった人は、賞味期限・消費期限ともに慎重になっているようですね。期限前に処分する人がいるとは驚きです!
缶詰やレトルト商品などは、期限に鈍感になっている人が多い傾向がありますね。パッケージされることで、食品という感覚が薄れてしまうのでしょうか? また、賞味期限や消費期限が表示されていない食品について、「いつが期限切れかわからん!」という意見もありました。一方で「自分の鼻のみが頼り」という人もいます。
あなたの食品に対する「自分期限」はどうでしょうか?
文/ガンガーラ田津美
【あわせて読みたい】
★新婚生活「私は夫のコレにドン引きました」食事編(2016/4/21) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/utox4Jv2xW.html
★初デート「私はこれでドン引きました」男性編(2016/4/14) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/JObL1nWQtf.html
★弁当に冷凍食品禁止って、根拠あるの?(2016/4/13) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/7NCDCnFA1h.html
賞味期限切れの食品、食べる? 食べない?
いきなりですが、賞味期限と消費期限は違います。消費期限とは、弁当や惣菜、洋生菓子、調理パンなど、長く保存の利かない食品に付けられており、「期限を過ぎたら食べないほうがいい」という表示ですね。消費期限を過ぎると、腐ったり変敗したりという劣化に伴って、食品の安全が保証できなくなります。
なので、「消費期限切れのから揚げ弁当を食べるか食べないか」と「賞味期限切れのポテチを食べるか食べないか」の間には、大きな差があるわけです。だって、一方は、「それ、腐ってるかも」で、もう片方は「それ、ちょっとまずいかも」ですからね。
しかし、世の中には猛者もいるようで、消費期限が3日前に切れた納豆巻き(常温保存)を普通に食べたり、賞味期限に至っては意識しないも同然で、数年前のコンビーフや鮭缶を当たり前のように食卓に並べたりする人もいます。一方、消費期限を厳密に守るタイプは、期日を過ぎた瞬間に即廃棄、賞味期限も期限内消費を原則にしていたりします。
さて、食品に対する「自分期限」はどうなっているのか、ちょっと周囲に聞いてみました。
「消費期限を時間単位で気にする。コンビニでバイトしていたせいかも。サラダやカット野菜は消費期限の時間を過ぎたら捨てる。絶対に食べない」(20代・女性)
「前の日に買った弁当でも食べる。消費期限とかはほぼ見ない。賞味期限との違いも知らない」(30代・男性)
「インスタント食品は、1ヵ月以内なら気にしない。母親は、缶詰なら年単位で気にしないみたい。さすがにそれは嫌だ」(30代・女性)
「食べ物による。刺身とかナマ物は気にする」(40代・男性)
「匂いを嗅ぐ。ヤバそうな匂いがしたらアウト」(40代・女性)
「納豆とか、賞味期限あるの?って感じ。前に半年前に期限の切れた納豆食べたけど大丈夫だったけど?」(30代・男性)
「以前、消費期限が1日過ぎた豆腐を食べたら、家族全員、高熱と蕁麻疹が出て1週間入院した。それ以来、消費期限にも賞味期限にもすごい神経質になった」(50代・男性)
「買うときから、期限の長い食品を買う。わりと気にする。逆に期限が書いていない食品は判断できなくて困る」(30代・女性)
「開封したらすぐ味が変わるし、食べ残し、飲み残しは期限に関係なく捨てる。未開封でも、期限が近いと気持ち悪いから捨てる」(30代・男性)
「期限切れ寸前のタラコを食べてお腹を下したことがある。賞味期限は参考にするけど、その前に処分することもある。自分の体調とか季節も考える」(50代・女性)
「休みの前の日は、夕飯と次の日の朝の分と一緒に牛丼屋で買ったりするので、翌日分は期限が切れてるなあ。腹を壊したことはなし」(20代・男性)
なるほど。期限切れで大変な目にあった人は、賞味期限・消費期限ともに慎重になっているようですね。期限前に処分する人がいるとは驚きです!
缶詰やレトルト商品などは、期限に鈍感になっている人が多い傾向がありますね。パッケージされることで、食品という感覚が薄れてしまうのでしょうか? また、賞味期限や消費期限が表示されていない食品について、「いつが期限切れかわからん!」という意見もありました。一方で「自分の鼻のみが頼り」という人もいます。
あなたの食品に対する「自分期限」はどうでしょうか?
文/ガンガーラ田津美
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