未だ余震が続く熊本、大分各地で、懸命の救援活動を行う陸上自衛隊の公式アカウントから、次のような写真付きのツイートが投稿され、大きな話題となっている。

写真は手紙が2通、子供の手書きのようだ。「災害派遣活動中の自衛隊員宛に、西原村の子供達からお手紙をいただきました」というコメントも添えられている。西原村は熊本市の東約20キロ、阿蘇外輪山の西麓に位置し、多くの家屋が倒壊するなど甚大な被害を受けた地域である。

子供たちの感謝の言葉が胸を打つ


写真が見づらい場合のため、冒頭のツイートの手紙に書かれている文章を下に引用しておこう。まずは左の手紙から......

がんばり賞
みなさんはわたしたちみんなのためにおふろやご飯をがんばって作ってくれたのでここにがんばり賞をしょうします。
平成二十八年四月十九日 西原村の子どもたち

右の手紙には......

自衛隊のみなさんへいつもご飯やおみそしるを作ってくださってありがとうございます。おふろの湯もあったかくてとてもきもちいです。とてもやさしくてかっこいいとわたしはおもいます。夜おそくまではたらいているみなさんをわたしはそんけいしています。これからもがんばってください。

このツイートには1万を超えるリツイートがあり、今も拡散中である。またツイッター上にはこんな反響があった。

「素敵な手紙ですね」「子供達の感謝の言葉、何より力になりますね」「子ども達だけでなくみんなのヒーローですね♪」などといった声が寄せられている。

また熊本市民からは、「あなた方の存在は被災者の希望の星です」「本当にありがとうございます」という感謝のコメントだ。