災害看護と医療に役立つ電子書籍を無料配信
医学・看護専門出版社の学研メディカル秀潤社は、2016年4月の熊本地震を受けて、同18日から期間限定で災害看護と医療に役立つ電子書籍を無料公開する。
無料公開される電子書籍は3種。学研グループが提供するクラウドサービス「wook(ウック)」から配信される。専用アプリやブラウザでも閲覧することができる。
『いのちとこころを救う災害看護』
小原真理子・日本赤十字看護大学教授監修『いのちとこころを救う災害看護』では、災害看護の基礎知識のほか、「いのちとこころのケア」の実践対応を災害サイクルの急性期から中・長期を各期別に説明している。東日本大震災の時にも、多くの看護職の人が利用した。
『クリニカルエンジニアリング2012年5月号 特集:東日本大震災から学んだこと』
『クリニカルエンジニアリング2012年5月号 特集:東日本大震災から学んだこと』は、東日本大震災の経験から人工呼吸、人工心肺、血液浄化など医療機器と電力不足への対応について特集されている(特集部分のみ閲覧可能)。
『クリニカルエンジニアリング2016年3月号 チームで支える透析医療の安全』
『クリニカルエンジニアリング2016年3月号 チームで支える透析医療の安全』では、大規模災害時の透析医療への対策が特集されている(特集内該当記事のみ閲覧可能)。
無料配信はいずれも2016年6月末まで。