「子どもの声、やっぱり気になる。ベランダでは遊ばせてほしくない...」(北海道・40代男性)
子どもの声は騒音か――保育園の開設をめぐって、ひところそんな議論が盛り上がった。世間の反応は、「騒音だとか言って開設に反対するのは、住民のエゴだ」といった意見が主流だったようだが......。
北海道のHさん(40代男性・会社員)は、同じマンションで暮らす隣人の子どもたちの声が「騒音」だと言ってはばからない。特に、ベランダに出て遊ぶのには、かなり我慢がならないのだという。
2人の子どもが連日大騒ぎで...
自宅マンションの騒音問題に悩んでいます。
私が住んでいるのは、郊外のマンションの5階です。これまでは快適に暮らせていたのですが、1年ほど前、同じ棟の1階に若い家族連れが引っ越してきて、状況は一変しました。
そこの家には、小学校にもまだ入らない程度の幼い子どもが、2人いるのですが、その声が、私にとってはひどい騒音なのです......。
画像はイメージです(Lisa Brewsterさん撮影、Flickrより)
引っ越しトラックを見かけて間もない、ある休日のことです。つんざくような金切り声が、私の部屋まで飛び込んできました。いったい何事かと思ってベランダに出て、辺りを見回してみると――1階の同じくベランダで、大声で遊ぶ子どもたちの姿が。
なんだ子どもか、仕方がないなと思って、その日は窓を閉めて我慢しましたが、翌週の土日も、また次の土日も、ほぼ毎週と言っていいほど、2人の大騒ぎは私の部屋まで聞こえてきます。どうやらこの家では、土日は子どもたちをベランダで遊ばせるのが日常になっているらしいのです。
向かいの別のマンションに反響しているせいで
子どもたちが何を言っているのかは判然としませんが、はしゃぎながら大声でお互いに絶叫し合ったり、歌ったり。履いている木製のサンダルを激しく踏み鳴らす、カツカツカツ!という音まで聞こえてきます。
あんたの家は5階。なのになんで1階の音がそんなに聞こえるんだ? 単なる気にし過ぎじゃないのか? と思うかもしれません。......実は、我が家の目の前には、マンションがもう1棟あります。子どもたちの声はこの建物に反射して、ちょうどうちにダイレクトに突き刺さってくるのです。
もちろん窓は極力閉めるようにもしていますが、そんなことなどお構いなしにこの騒音は響いてきます。
直接言いに行きたいけど、やはり遠慮
悪いことに、彼らが大騒ぎするのは決まって土日の昼下がりから夕方にかけて。私としては、昼食を終えて、たまの休みだからと読書や、昼寝などする時間帯です。ですが、これではとてもじゃありませんがそんなことは出来っこありません。また、夏場ともなれば、これが夜になるまで続く日も......。
「子どもをベランダで遊ばせるのは勘弁してくれ!」――何度言おうと思ったかはわかりませんが、ほとんど親しくもない相手、つまらない恨みを買っても嫌ですし、それにまあ、相手は子どもですし......。あれこれ悩んでいるうちに、もう1年が経ってしまいました。これを読んでいるあなたなら、どうします? どうするのが正解なんでしょうね。
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