「こんなこといいな、できたらいいな〜♪」の歌でお馴染みのドラえもん。22世紀からのび太を助けるためにやってきた・・・とはいえ、皆さんも1度くらいは「ドラえもんがいれば!」と思ったことがあるハズ。ところで、そんなドラえもんが不思議なポッケから取り出す「ひみつ道具」。あなたはいくつ知っていますか?

 「ドラえもんの※『全作品1345話』の中でひみつ道具の登場しない作品はわずか数編のみ。私たちにとって、藤子先生が生涯に何個のひみつ道具を創作されたかという課題は、実は未解決なのです」(ドラえもんアナリスト 横山泰行さん)

 とはいえ、横山さんは現時点で1683個のアイテムを挙げており、この数字は小学館の「ひみつ道具大事典」に掲載されているものよりも、約400個多いのだそう。でも、どのみち1000個以上は確実といえる道具の数々、本当に全部役に立つんでしょうか・・・? ドラえもんについて知り尽くしている横山さんに、最も役に立つひみつ道具と、逆に、最もくだらないひみつ道具を、それぞれ挙げていただきました!

<人類にとって最も役立つひみつ道具>
(1)タイムマシーン:時間と空間を同時に操作できる究極の道具
(2)創世セット:太陽系を起源から創造できる道具
(3)翻訳コンニャク:食べるだけで、外国人、異星人、動物との会話を可能にする道具

<最もくだらないひみつ道具>
(1)22世紀のマジックハンド:家を抜け出すのび太を玄関前でバッタンと押さえつける道具
(2)先生をゴリラにする薬:翌日のテストに困ったのび太に冗談半分で取り出された道具
(3)スカートめくり用マジックハンド:大きな装置で「慣れないとかなり難しいひみつ道具」と説明書に書かれている

 ん〜、役立つ道具は確かに使ってみたいですよね! でも、くだらない道具は、手に入れたところでいまいち使い道が思いつかないものばかり・・・。特にマジックハンドにおいては、「のび太の背丈よりもはるかに大きな装置であり、ドラえもんのひみつ道具の中で最も使用目的がはっきりしない」(同)というだけあって、無意味な道具のようです。

 ちなみに、「読者の欲しいひみつ道具」(「ドラえもん学コロキアム」調べ)は、「(1)どこでもドア、(2)アンキパン、(3)ミニドラえもん」なんだそうですが、はたして「ミニドラえもん」は道具なんでしょうか!?(清川睦子/verb)

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ドラえもん学コロキアム - 文中でコメントを寄せたドラえもんアナリスト・横山泰行さんの運営するWebサイト

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