あとで写真送るからメアド教えてはもう通じない!iPhoneで撮影した写真や動画をほかのiPhoneへすぐに共有する裏ワザ

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旅行やイベント、食事や飲み会など、ほかの人と集まるのは楽しいものだ。その時に大活躍するのが、スマホのカメラ。
写真や動画を撮影して、その時の雰囲気を手軽に保存できるうえ、あとで印刷や共有も可能とくれば使わない手はない。

しかしながら、「あとで写真を送るね」と約束したものの、後になったら面倒に感じたり、中々おくられてこなかったり、というケースも多い。また、合コンなどで「写真を送るから連絡先教えて」という常套手段もありがちだったりするので、ちょっと避けたいという人もいるだろう。

そんな時は、サクッと、その場で写真を共有してみてはどうだろうか。

iPhoneやiPad同士であれば、そんな裏ワザが簡単にできる。

●相手の連絡先も必要ない手軽すぎる「AirDrop」
その機能の名前は「AirDrop」という。
iOS 7以降のiPhone/iPad/iPod Touchに搭載されている機能だ。「AirDrop」という名前だけは知っているけれど、使ったこと無い人も多いのではないだろうか。

実はこの「AirDrop」がスゴイのだ。

まず、どうスゴイかと言うと
・iPhoneやiPad同士であれば無線で簡単に写真や動画の共有できる
・見ているウェブページの共有も可能
・キャンプ場など電波が圏外でも共有できる
・いくら共有してもモバイルデータ通信は使わない
・相手の電話番号やメアドなど連絡先を登録していなくても使える

といった具合に良いとこだらけなのだ。iPhoneグッジョブ!

それでは、実際に使うにはどうすればいいかというと、これも簡単。
1・送信側、受信側双方のWi-FiとBluetoothをONにする


2・コントロールセンターからAirDropをタップしてONにする

送り側を連絡先に入れている場合は「連絡先のみ」、そうではない場合は「すべての人」を選択しよう


連絡先に入れていない人と送受信する場合は「すべての人」を選択する


3・送信側は「写真」アプリから写真や動画を選択する(複数枚でも大丈夫)。

4・送信マークをタップし、少し待つと相手のiPhone/iPadが表示されるので、それを選ぶ。

5・受信側は写真や動画の共有を承諾して待つだけ

以上の操作で写真や動画が共有されるはずだ。

ちなみに、大量の写真や動画を共有することも可能だが、非常に時間がかかったり、送信エラーになったりすることもあるので、欲張らずに少量のデータで利用することを、おすすめする。
写真であれば、せいぜい20枚以下程度、動画は2分以内程度が最適だろう。

●写真や動画以外にも使える「AirDrop」
実はこの機能、写真や動画以外も共有することができる。
例えば、
・待ち合わせの場所をあらかじめ教えておきたい場合はマップ機能から位置情報を共有
・電話番号やメアドを伝えたい場合、連絡先の共有
・知っているお得な情報が乗っているサイトなど見ているウェブページの共有

といった具合なのだ。

日本はiPhone普及率が世界一とも言える。そんな日本だからこそ、iPhone同士でさまざまな情報を共有できる「AirDrop」を使いこなすと、とってもスマートだ。

AirDrop を使ってワイヤレスでコンテンツを共有する|Apple


布施 繁樹