JFN系列全国12局ネットで放送しているFMラジオ番組「スキマから聴こえてくるラジオ」(毎週土曜 26時00分〜27時00分 ※一部地域を除く)。

豪華出演陣が毎週、斬新な切り口から話題を取り上げ、ネットでも話題を呼んでいるこの番組だが、毎月第4週目のレギュラーを務める二人の番組が、なかなか面白い。

長年、サラリーマン業とともに、2人組みのユニット・東京プリンを結成し、アーティストとしての活動、執筆活動や各種コンテンツプロデュースも行っている伊藤洋介。日本の若手社会学者で、現代日本の若者をテーマにした著作を執筆し、テレビ等にも多数出演している、古市憲寿。

この二人がパーソナリティーを務める第4週は、現代の20代〜30代のDNAに刻まれたJ-POP黄金時代にフォーカスし、名曲の数々を聴きながら、90年代から現在までの「時代の移ろい」を多角的に検証していく、というのが番組コンセプト。

前回の放送時には、元Every Little Thingの五十嵐充が登場。電話番とトイレ掃除のアルバイトから始まり、Every Little Thingのデビューまでの裏話を赤裸々に語っている。

その他、90年代のカリスマ的存在として、浜崎あゆみや安室奈美恵を取り上げたり、スピッツ・GLAY・Mr.Childrenの名曲を取り上げ、当時の社会情勢との関連性を歌詞から見出すなど、懐かしさの中にアカデミックな匂いも感じることができるこの番組。次回はSPEEDとPUFFYをピックアップ!

2月28日(土)26時00分〜放送<FM秋田・ふくしまFM・FM石川・FM岐阜・FM三重・FM岡山・FM山口・FM徳島・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄>
3月1日(日) 24時00分〜放送<FM福井>