黒人として最高位となる11位にランクインしたリアーナ

写真拡大

 男性誌「マキシム」が毎年恒例となっている「最もホットな100人」を発表したが、トップ10に黒人が一人も入っていないことが波紋を呼んでいる。

 1位に選ばれたのは、ファッションモデルのキャンディス・スワンポール。2位以下は女優のスカーレット・ヨハンソン、歌手のケイティ・ペリー、モデルのイリナ・シャーク、女優のジェニファー・ローレンス、女優のゾーイ・デシャネルと続いているが、トップ10に選ばれた女性はいずれも白人もしくはラテン系で、黒人の最高位はリアーナの11位。ビヨンセは21位だった。

 これを受けて、ヒップホップ系情報サイトのTheSourceは「今は2014年だ、マキシム誌。多様性を受け入れろ」と辛らつに批判。芸能サイトのTMZ.comも黒人がトップ10に入らなかったことを取り上げている。

 先月には、映画『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を獲得した黒人女優のルピタ・ニョンゴが、People誌が発表している「世界で最も美しい人」に選ばれたことも話題になったが、そのルピタは「最もホットな100人」では圏外となっている。(編集部・福田麗)